Institute updates

グローバルCCSインスティテュートのメンバーであるということは、気候変動を緩和し、クリーン・エネルギー安全保障を特徴とする将来を構築していくことに対してコミットしている、ということを意味します。

今月(2013年6月)、当インスティテュートが提案する会員の分類、会費、特典、事業計画策定協議プロセスについての詳細を記した情報パンフレット「Membership Information Booklet (メンバーシップに関する小冊子)」をメンバーの皆様に配布致しました。このパンフレットには、当インスティテュートの2013-2014年の年次事業計画も添付されています。

このパンフレットに説明されております通り、当インスティテュートのメンバーシップには様々な特典があり、それはCCSコミュニティーにおける各メンバーの役割により異なっています。メンバーの特典としては、例えば投票権やVIPイベントへの招待、個別メンバーに対するインスティテュートによるブリーフィングなどがあります。

今月、グローバルCCSインスティテュートは、ドイツのボンで開催された国連気候変動枠組条約(UNFCCC)補助機関会合に参加しました。当インスティテュートは公認オブザーバーとして、CO2回収貯留(CCS)に関係する交渉のモニタリング、解釈、報告を行っています。さらに当インスティテュートは、UNFCCCにおいて現在構築している制度にCCSを含めることの利点、そして気候変動緩和の面でのCCSの重要性について、世界の意思決定者に向けた提唱も行っております。

グローバルCCSインスティテュートのウェブサイトでは、世界中におけるCCSの経験そして開発状況について、1千を超える専門家の報告書や記事を掲載し、国際的なCCSのウェブ資料としては最も良く読まれているサイトになっています。英語はもちろんのこと、多くの資料が中国語(Chinese)、日本語(Japanese)、韓国語(Korean)でも掲載されており、今回アラビア語(Arabic)の掲載も始まりました。

グローバルCCSインスティテュートは、CCSの推進努力に対する注目度を高めるため、CCS関連イベントやプロジェクトの写真を全世界から募集します。ご提供いただいた画像は現在推進されているCCS関連事業の多様性を分かり易く示すことを目的に、当インスティテュートの発行物やウェブ・リソースに使わせていただきます。

 

当インスティテュートが上記の目的で利用可能な画像をご提供いただける方は、画像ごとの説明とともに、インスティテュートまで電子メールにてご送付下さい。なお、説明には次の内容をご記載下さい。 

  • 必要に応じて、ご所属の組織及び撮影者についての記載
  • 写真が撮影された時期と場所
  • 写真上で認識できる人物の名前
  • それらの人物が所属する組織名 

複数の画像をご提供いただける場合は、ファイル共有手段をご準備いたしますので、事前にご連絡下さい。

 

当インスティテュートは、2012年4月に米国カリフォルニア州で開催されたCCS Cost Workshop(CCSコストワークショップ)の議事録を共同執筆しました。この文書は、2013年4月に、同じくカリフォルニア州で開催されたExpert Group on CCS costs (CCSのコストに関する専門家グループ)の会合を支援することを目的に発行されたものです。合意されたワーク・プログラムには、CCSのコスト計算における透明性の改善、及びコストに関連した利害関係者間のコミュニケーションを向上させる試みなどが含まれています。

2012年CCSコストワークショップの議事録はこちらをご覧下さい。

 

(原文)

今月、グローバルCCSインスティテュートは、アルバータ州カルガリーでのカーボン・マネージメント会議と、同時開催の、CCSの展開における貯留に関する規格の役割に焦点を当てたワークショップに参加しました。

当インスティテュートの米州担当ジェネラル・マネージャー、Victor Der(ヴィクター・デール)が、CCSの世界的状況について発表を行い、Nigel Bankers(ナイジェル・バンカーズ)カルガリー大学法学部教授と共に「The Global View: An International Perspective on Carbon Management(世界レベルでの見通し:カーボン・マネージメントに関する国際的展望)」と題するパネル・ディスカッションの座長を務めました。発表の後、CCSの政策的・技術的・商業的展望について広範にわたる質疑応答セッションが行われました。

 

中国は、CCS技術の開発における重要国として急速に台頭してきています。このことは、2013年4月、同国のCCUSに関するパイロット及び実証プログラムの推進計画を詳細に述べた政府の公式文書の発表で一層鮮明になりました。当インスティテュートは、中国の国家経済及び社会発展戦略の作成・実施を担当する中央政府機関である国家発展改革委員会(National Development and Reform Commission)により発表された同文書を翻訳しました。翻訳版は、こちらからご覧いただけます。

大幅なCO2排出削減を達成し、世界の貧困層に対する気候変動の破滅的影響を回避することに貢献するため、CCSの広範な展開を促進が急務です。これを現実のものとするため、CCS実証プロジェクトへの投資が今、求められています。

当インスティテュートによる新しい報告書は、CCSのための資金調達とそれが経済発展に及ぼす影響について明らかにしており、途上国のCCSに資金供与を検討するドナー国にとって有益な参考となるものです。この報告書、「Making the case for funding carbon capture and storage in developing countries(途上国におけるCO2回収貯留の資金調達の実現に向けて)」が、2013年4月17—18日にニューデリーで開催されたClean Energy Ministerial (CEM : 第4回クリーンエネルギー大臣) 会合を支援するために発行されました。CEMはクリーンエネルギーに関する国際協力のための国際フォーラムです。

一連のCCS技術の標準化を試みる国際標準化機関(ISO)技術委員会(TC265)の5つの作業部会(WGs)のうち4グループに参加して下さる専門家を募集した、当インスティテュートからの前回のお知らせ(今年3月30日)に加え、TC265事務局では現在、最後の作業部会である定量化及び検証(Qualification and Verification;Q&V)作業部会(名称WG4)に参加して下さる専門家メンバーを募集中です。

中国とフランスの主導で行われるこのQ&V WGでは、CCSの全工程と以下のQ&Vプロセスに通じた専門家の参加を募集しています:

 CCSプロジェクト・バウンダリとプロジェクト・リーケージに関する全工程