Institute updates

グローバルCCSインスティテュート米州チームのTom Russial(トム・ラッシャル)が進行を務めるウェビナー、Proposed incentives to promote capture and use of carbon dioxide (CO2) for EOR(EOR用CO2回収利用推進のためのインセンティブの提案)では、予算上の制約のある現在においても、大規模CCS及び CCUSプロジェクトにインセンティブを与えるための各種オプションについての概要が示されました。

今年6月25日に開催されたこのウェビナーでは、早期より始動している大型プロジェクト開発にインセンティブを与えるべく、CO2-EOR/CCUSに結びつけた税控除の利用可能性についても触れられました。

大規模プロジェクトは、CCSを進め、「実地学習(learning by doing)」を通してコストを削減する上で必要なものです。現在におけるインセンティブの欠如は、高い回収コストと相俟って、計画段階での新規大型プロジェクトの参入を妨げ、既存のプロジェクトが資金上の投資決定に至ることを困難にしています。

7月9-11日、グローバルCCSインスティテュートは米国メリーランド州クィーンズタウンで第1回Wye (メリーランド州地名)Thought Leadership Forum(ソートリーダーシップ・フォーラム)を主催しました。この石炭・石油企業、CCSプロジェクト事業者、米国政府、カナダ政府の幹部21名が参加したフォーラムでは、インスティテュートの米州ジェネラル・マネージャーVictor Der(ヴィクター・デール)が進行役を務めました。

フォーラム参加者の皆様には、戦略ラウンドテーブル会議におけるオープンかつフランクな議論を通して、個々の企業や政府の立場に対する繊細な理解を深め、北米で、そしておそらくは中南米でもCCS推進に役立つ有益な活動について、一連の提案をリストアップしていただきました。

総じて、この提案では、下記を目的とする戦略レベル・ロードマップ作成の必要性を中心としたものとなりました:


ワークショップを報じたChina Economic Herald(中国経済導報)紙の記事(2013年7月).

2013年6月20日、グローバルCCSインスティテュートは第2回日本地域メンバー会合を東京にて開催しました。会合ではCCS、とりわけアジア太平洋地域における最新の進展状況に関し、海外から招聘したそれぞれの専門家が講演を行いました。具体的な講演テーマは以下のようなものです。

  • 世界のCCS動向
  • アジアのCCS動向
  • インドネシアのCCS政策
  • 中国のCCUS 開発動向
  • アジア諸国の協力と日本の役割
  • グローバルCCSインスティテュートの5カ年戦略計画とメンバーシップ制に関する説明

 本会合の詳細およびプレゼンテーション資料をご覧ください。

 

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