Institute updates

2014年3月7日、当インスティテュートは九州において、株式会社東芝が建設した2つのCO2回収プラントの1日視察ツアーを主催しました。東芝は当インスティテュートのメンバーであり、このたび16名から成る代表団に、稼働中の同社プラントを見学する機会をご提供下さいました。

最初に見学したのは、福岡県大牟田市にある株式会社シグマパワー有明三川火力発電所構内に設置された燃焼後CO2回収パイロット・プラントでした。2009年9月に立ち上げられたこのCO2回収プラントは、東芝が建設・所有・運転しています。同サイトへの訪問では、同社の鈴木健介様と斎藤聡様から、プラント及びプラントでの作業について、ご説明いただきました。同施設では三川火力発電所の燃焼排ガスに含まれるCO2を1日10トン回収し、採用した技術の性能・運用性・保修可能性について検証を行っています。ここで得られた知見は、次に紹介される佐賀県のプラント等、このCO2回収技術を付設する様々なプロジェクト計画に活かされています。 

3月はじめの1週間、South African Centre for CCS(南アフリカCCSセンター:SACCCS)の主催で当インスティテュートの「Train the Trainer (教育者訓練)」プログラムが行われ、南アフリカの主要大学及びCCS関連企業の代表35名以上の皆様のご参加をいただきました。 

同コースは、CCSの技術的・法規的・社会経済的側面について詳しく学びたいCCS関連分野の教員・大学院生・専門家を対象としたキャパシティ・ビルディング・イニシアティブです。 

コースではCO2CRCのJohn Kaldi、Dianne Wiley両教授、当インスティテュートの政策・法規制あるいはPE担当各マネージャーの国際的な技術専門知識に加え、SACCCSチームの発表する、南アフリカの現状におけるこれら全ての分野におけるベストプラクティスについて学びました。

同コースは、現行のSACCCSによる学生向けキャパシティ・ビルディング活動を補完するものとなっており、教員・学生の双方から高い評価をいただいています。

2月27日、ワシントンDCのカナダ大使館で行われた当インスティテュートの第3回年次米州フォーラムには、当インスティテュートのメンバー、米国・カナダの政府高官、産業界リーダー、NGO、その他ステークホルダーの方々など100名以上のCCS支持者の皆様がお集まり下さいました。

 

技術専門誌Wired MagazineからNational GeographicやNew Scientistに至るまで、CCSはここのところ複数の有力国際誌から特集記事のテーマとして取り上げられています。論調や焦点に違いはあるものの、これらの記事は世界中の読者の関心を集め、新たな読者を引きつけ、脱炭素化を話題としたソーシャル・メディア上の議論を賑わせてきました。