インスティテュート概要

インスティテュート概要

ChinaグローバルCCSインスティテュートは、(オーストラリア)会社法2001(連邦法)に則り登記された独立的な非営利法人です。(登記名称は The Global Carbon Capture and Storage Institute)

インスティテュートの知識共有活動、事実に基づく助言および提唱を通じCCSの世界的開発・実証・展開を推進し、CCSの実施に望ましい条件整備を目指します。

インスティテュートには40か国以上から約370のメンバーが加盟しており、オーストラリア・中国・フランス・日本および米国に事務所を持つ、真に国際的な組織です。インスティテュートの多様なメンバー構成は、実に、世界のエネルギーおよび産業源からの二酸化炭素(CO2)排出量の80%以上におよびます。

インスティテュートのメンバーは国家政府、世界的企業、小企業、環境系非政府組織、研究団体および大学などです。メンバーは、気候変動緩和、および、クリーンエネルギー安全保障に基づく未来創出のため、世界規模のCCS展開に取り組む有力かつ協調的なコミュニティの一翼を担っています。

インスティテュートは、オーストラリア政府からの豊富な初期投資により2009年に設立されました。CEO、理事会、国際諮問委員、および、専門委員会がインスティテュートの運営管理および諮問役を担っています。メンバーは、インスティテュートの戦略的方向性や、作業プログラム協議プロセスを通じた優先事項の決定に寄与することが出来ます。

CCSについてのビジョン

  • CCSは、低炭素技術の未来にとって不可欠

インスティテュートのミッション

  • CCSの開発・実証・展開を世界的に推進する

インスティテュートの目標

  • 権威ある知識の共有
  • 事実に基づき、影響力を備えた助言と提唱
  • CCSの実施に望ましい条件整備

インスティテュートの成果

  • CCSについての社会の理解と受容度が拡大
  • CCSの商業機会の増加
  • エネルギー・気候変動政策において、CCSの取り扱いが他のクリーンエネルギーと同等に

5か年戦略計画

英語版をダウンロード: 5か年戦略計画
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日本語をダウンロード: 5か年戦略計画(日本語版)
アラビア語をダウンロード: 5か年戦略計画(アラビア語版)

世界規模のCCS推進者

発電・産業源からの温室効果ガス排出量を削減する一連の技術において、インスティテュートは、重要、安全かつクリーンな技術としてCCSを強く支持します。

インスティテュートはCCSのあらゆる専門領域や活動に深く関与しており、CCSの専門家や利害関係者からなる大規模なネットワークを構築しています。本ネットワークには政府、国際組織、思想的指導者、幹部、業界団体、研究者、政策立案者、有力政策決定者とともに、事業・政策・財政・法律・規制・技術・経営専門家が含まれます。

CCSの指導的な権威であるインスティテュートは、独立的かつ影響力ある発言力を有します。インスティテュートはこれを活用し、主要な国内・国際的クリーンエネルギー政策にCCSを含むよう、各国政府に積極的に提言しています。

また、国際エネルギー機関(IAEA)、炭素隔離リーダーシップフォーラム(CSLF)、クリーンエネルギー大臣CCUSアクショングループ等の国際組織と共同し、CCSの国際的認知および普及に影響を及ぼし、重要な気候変動およびエネルギー安全保障フォーラムの場においてCCSが確実に議題となるよう働きかけています。

インスティテュートはCCS実体験に基づく知識を生み出し、理解を深め共有し、CCS採用に対する課題を監視・分析し、CCSの可及的速やかな世界規模展開を確実にすべく、能力開発活動も支援しています。

IEAによると、2050年までの排出削減目標を達成するために必要なCCSの実に70%が非OECD加盟諸国で実施される必要があり 、インスティテュートは当該諸国における能力開発活動を強力に支援しています1

また、一般的にCCSに関する社会の理解度が低いことを認識し、より広範なコミュニティに対し技術を説明すべく、インスティテュートは多種多様な社会関与および教育活動に取り組んでいます。

事実に基づく提唱

インスティテュートは、低炭素経済におけるCCSの重要な役割を明示・提唱しています。主要な国内・国際的有力者たちを結びつけ、CCSの総合的利益を助言することにより、これを可能としています。

また、メディアおよび社会啓蒙キャンペーンを通じ、重要かつ安全なクリーンエネルギー技術であるCCSの地位を向上していきます。技術に対する理解の深化は、CCS開発・実証・展開を促進し、適切な奨励策・資金拠出・資金調達およびリスク解決策へとつながります。

知識共有

インスティテュートは、人およびネットワークの協調から得られる情報・経験・教訓を生み出し、収集、共有します。これにより、政府および産業界が技術理解を促進し、社会認識を高め、コストを削減し革新を加速することが可能となります。

CCS実施への能力強化

インスティテュートは、人・技術・政策分野においてCCS実証を実施するメンバーの能力構築を支援します。

能力開発事業の推進を左右する財政・商業的課題に対する理解を深め、適切な政策・事業開発を支援するため、利害関係者と直接的に共同することによってメンバーを支援しています。

結果として、CCS実証に影響を与える様々な複雑な課題において前進を遂げることが可能となります。

代表的活動

下記に示すインスティテュートの際立った「最重要」活動は、事実に基づく助言および提唱、権威ある知識共有、CCS実施の条件整備への多大なる努力を明示的に示しています。

  • 「世界のCCSの動向」は、CCS分野における前進と課題を詳細に記録しています。インスティテュートが行っている世界のプロジェクトの年次調査結果に基づき、本報告書はCCSの政策上・法的・規制上の前進、技術および大規模実証プロジェクト状況の包括的概観を示しています。本報告書は、CCS進展に関する、世界で最も包括的な実績評価および分析です。インスティテュートによる権威ある問題分析、CCSの世界規模の開発・実証・展開の加速への洞察、提唱は、比類ない本報告書を特に有益なものとしています。
  • 世界トップレベルの知識の宝庫として―インスティテュートは、新興技術を含む広範囲の専門領域を必要とする複雑なCCSプロジェクトの迅速な推進を支援する、専門知識の源です。世界各地のプロジェクト当事者からのフィードバックは、専門知識の共有こそが展開加速に重要であることを示しています。これを支援すべく、インスティテュートは世界各地のCCS体験および開発に関する1,000以上の専門報告書および論文を収集、分析しウェブサイト上で発表、インターネット上で最大の人気を誇るCCS情報源となっています。
    インスティテュートの専門知識は、アラビア語中国語、日本語および韓国語のマイクロサイトでも閲覧可能です。

定款

グローバルCCSインスティテュート定款をダウンロード: The Global CCS Institute Constitution

年次レビュー

2013年度年次レビューをダウンロード:The Global CCS Institute Annual Review 2013
2012年度年次レビューをダウンロード:The Global CCS Institute Annual Review 2012
2011年度年次レビューをダウンロード:The Global CCS Institute Annual Review 2011
2010年度年次レビューをダウンロード:The Global CCS Institute Annual Review 2010

ファクトシート(概要報告書)

ファクトシート「気候変動問題への対応」をダウンロード: Meeting the climate change challenge.

問い合わせ先


1IEA, 2012. Energy technology perspectives 2012: Pathways to a clean energy system. OECD/IEA, FranceIEA、2012年。エネルギー技術の展望2012:クリーンエネルギーシステムに至る経路。OECD/IEA、フランス。