Japan CCS フォーラム 2016を開催いたしました。

10 May 2016
 
◆趣旨:

2015年、フランス・パリにおいて国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)が開催され、「パリ協定」が採択されました。「パリ協定」では、産業革命後の気温上昇を1.5度未満に抑えるという努力目標(1.5度目標)が掲げられ、世界196カ国・地域が地球温暖化問題の解決へ向けて歩みだす歴史的な一歩となりました。

他方、国際エネルギー機関(IEA、World Energy Outlook 2014)によると、世界のエネルギー需要は2040年までに37%増加し、2度目標以下に抑える確率 50 %とされている CO2 排出量(Carbon Budget )ですら2040 年までに排出しつくされてしまうと予測されています。

1.5度目標の達成へ向けて低炭素社会を構築するためには、省エネの推進や再生可能エネルギーを最大限利用することに加え、石炭火力発電所をはじめとする CO2 大規模排出源への CO2 回収・貯留(CCS)技術の一日も早い導入が求められています。

CCSプロジェクトへの期待が高まる中、2015年11月にはカナダのAlberta 州においてQuest プロジェクトが操業を開始しました。これは北米初の深部塩水層のみを CO2 貯留のターゲットとする大規模CCS プロジェクトとして注目を集めています。また、2015年7月には、サウジアラビアにおいてUthmaniyah プロジェクトが操業を開始するなど、今後も世界各地において大規模CCSプロジェクトの操業が予定されております。

こうした背景のもと、インスティテュートでは昨年に続き「Japan CCS フォーラム2016」を開催いたします。フォーラムでは、注目すべき世界のCCSプロジェクト及びCCS政策に焦点を当て、また世界の CO2 貯留適地の可能性に注目することにより今後のCCSプロジェクトの展望を探ってまいります。 フォーラム通じ、皆様と共にCCSの導入に向けた議論をさらに深めてまいりたいと思います。皆様におかれましては本フォーラムの開催の趣旨をご理解いただき、多数ご出席くださいますよう心よりお願い申し上げます。
 

◆日 時: 2016年6月16日(木)10:00 ~ 18:00 (開場9:30)

◆会 場: ベルサール九段  〒102-0073 東京都千代田区九段北1-8-10

アクセス:http://www.bellesalle.co.jp/room/bs_kudan/access.html

◆主催: グローバルCCSインスティテュート

◆後援: (一財)石炭エネルギーセンター(JCOAL) (公財)地球環境産業技術研究機構 (RITE) (五十音順)

◆参加費: 無 料

フォーラム終了後、懇親会を開催いたします。懇親会へご参加される方は会費3,000円を頂戴いたします。
 

「Japan CCS フォーラム 2016」

開催日: 2016年6月16日(木) 10:00 ~18:00 (フォーラム)、18:00~20:00 (懇親会)

会 場: ベルサール九段 東京都千代田区九段北1-8-10 住友不動産ビル3F

 

* サイトに掲示している講演資料の無断転載はご遠慮ください。また引用の際は出典元を明記してください。
 

 

時間

項目・講演者 (敬称略)

10:00 – 10:05

開会挨拶 
Brad Page グローバルCCSインスティテュート CEO 

10:05 – 10:10

来賓挨拶 
吉野 恭司 経済産業省 資源エネルギー庁 資源エネルギー政策統括調整官 

10:10 – 10:15

来賓挨拶 
トレバー・ホロウェイ オーストラリア大使館 資源・産業担当 参事官 

10:15 – 10:30

基調講演 1 : 我が国のエネルギー政策における石炭の役割
覚道 崇文 経済産業省 資源エネルギー庁 資源・燃料部 石炭課長 

10:30 – 10:45

基調講演 2 : 低炭素社会に向けて – CCSの役割 – 
名倉 良雄 環境省 地球環境局 地球温暖化対策課 調整官

10:45 – 11:00

基調講演 3 : NEDOにおけるCO2分離・回収への 取り組みと現状
武信 弘一  新エネルギー・産業技術総合開発機構 環境部 クリーンコールグループ 主査 

 

セッション 1 : The Australian research and regulatory environment

11:45 – 12:30

講演者 : Tania Constable, Chief Executive Officer, CO2CRC
モデレータ : 赤井 誠 グローバルCCSインスティテュート 取締役 (セッション2、3、4、5) 

 

セッション 2 : CCS Development in China - Outlook, Projects and Policies 

11:45 – 12:30

講演者 : Dr Liu Qiang, Director, Strategy and Planning Department, National Center for Climate Change Strategy and International Cooperation (NCSC)

12:30 – 13:30

昼食 

 

セッション 3 : Quest CCS - First year of operation

13:30 – 14:15

講演者 : Simon O'Brien Shell Quest Project, Storage Manager

 

セッション4 :  日本におけるCCSプロジェクトの現況と今後の課題

14:15 – 15:00

講演者 : 牟田 徹  経済産業省 産業技術環境局 環境政策課 地球環境連携室 課長補佐(総括)

15:00 – 15:15

休憩 (コーヒーブレイク ) 

 

セッション 5 : 世界の CO2 貯留適地調査動向

15:25 – 16:10

講演者 : Chris Consoli, グローバルCCSインスティテュート Senior Advisor, Storage

16:00 – 16:15

休憩 

 

パネルディスカッション : 「CCSプロジェクト推進における課題と展望」 
プロジェクトの直面する技術的・制度的課題について 

16:15 – 17:55

パネリスト : 各講演者5名 
モデレータ : 有馬 純教授 東京大学 公共政策大学院 

17:55 – 18:00

閉会挨拶 
南坊 博司 グローバルCCSインスティテュート 日本代表

18:00 – 20:00

懇親会