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CO2の回収

1st April 2020

発行日: 202041

原典 : Hart Energy Publishing

 

欧州のCCSプロジェクトをここ何年間かで花開かせてきたやり方の一つは、いかにそれらのプロジェクトを計画するかにある。単一の排出源についてフルチェーンのソリューションを構築するかわりに、ハブとクラスターを設けるのである。たとえば、ノルウェーのフルスケール・プロジェクトでは、ノルウェー東部海岸にある2件の産業施設でCO2を回収し、その後液化・圧縮したCO2を船舶で西部海岸にあるNorthern Lightsの陸上ターミナルに輸送する。そこから、CO2は中間貯留タンクに積出され、続いてCO2を北海貯留層に恒久貯留すべく海底下の圧入井にパイプライン輸送されると、Equinor社が伝えている。

 

この3月、Equinor社と同プロジェクトにおけるそのパートナー企業であるShell社及びTotal社が、北海のトロール油田(Troll Field)南に位置する評価井31/5 7 Eosの掘削完了を発表した。この掘削の目的は、Johansen地層内の貯留層がCO2貯留に適しているかを判断するためのものであった。

 

同井は海底下約2,500mに位置し、掘削認可001において掘削された最初のものである。発表によれば、Northern Lightsプロジェクトが認可されれば、この坑井はCO2の圧入及び貯留に使用されることになる。

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