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Rosneft社、炭素管理について国際石油・ガス資本との協力を検討
Rosneft社、炭素管理について国際石油・ガス資本との協力を検討

26th February 2021

発行日:2021年2月26日 原典:Russia & CIS Energy Newswire   Rosneft社は、炭素管理の分野において国際石油・ガス大手と協力することを検討していると、同ロシア石油会社の健康・安全・環境担当副社長顧問であるTyrone Kalpee氏が述べた。   提携と協力は両サイドにとって利益になると、同氏は述べた。例えば、CO2回収・利用・貯留(CCUS)技術は、油田・ガス田の近くに貯留施設を設置する必要があることから、非常に複雑かつ高価であると同氏は言う。   Rosneft社は、BP社と結んだ炭素管理合意の下で、CCUS技術について同社と協力する計画であると、同氏は述べた。   Rosneft社は、CCUSに地中貯留施設と自社の枯渇した油田・ガス田を利用することを検討している。

トピック: Local News

低炭素技術:Chevron社、3億ドル規模基金を設立
低炭素技術:Chevron社、3億ドル規模基金を設立

26th February 2021

発行日:2021年2月26日 原典:Qatar Tribune   伝統的なグローバル石油・ガス企業が、グリーン・エネルギーに対する投資を増加させ、気候変動に取り組もうとしている中で、Chevron社は木曜日(25日)、低炭素技術に焦点を当てた3億ドル規模の基金を設立したと述べた。   2月上旬、主要な米国石油会社であるExxon Mobil社は、大気中からCO2を除去する史上最大規模の施設を開発するというOccidental Petroleum社の努力と真っ向から競合することになる炭素除去技術ベンチャーについて明らかにした。   Chevron社のベンチャー・キャピタル部門であるChevron Technology Ventures社は、2018年に最初のFuture Energy Fund(未来エネルギー基金)を設立し、CO2回収及びエネルギー貯蔵に焦点を置いた分野の企業10社以上に投資した。  

トピック: Local News

アグリビジネス、回収されたCO2を貯留する20億ドル規模プロジェクトを発表
アグリビジネス、回収されたCO2を貯留する20億ドル規模プロジェクトを発表

24th February 2021

発行日:2021年2月24日 原典:Feed and Grain   Summit Agricultural Groupが、世界最大CCSプロジェクトの開発を通して脱炭素化の世界的な課題に取り組む新しいビジネス・プラットフォーム、Summit Carbon Solutionsの設立を発表した。   完全に開発された暁には、Summit Carbon Solutionsは年間1,000万トン以上のCO2を回収し、恒久的に貯留出来るインフラ・ネットワークを有することになり、これは年間200万台の自動車を路上から排除することに相当する。   Summit Carbon Solutionsは、プロジェクトの第1段階を実施するにあたって米国アイオワ州、ミネソタ州、サウス・ダコタ州及びノース・ダコタ州に位置する選ばれた主要バイオマス精製業者らと提携し、それによりこれらの業者が最終的にCO2正味ゼロ排出の燃料を供給する経路に乗れるようにする。  

トピック: Local News

FPX Nickel社、Baptisteニッケル・プロジェクトにおける大規模CO2回収の可能性を実証する良好な実地試験結果を報告
FPX Nickel社、Baptisteニッケル・プロジェクトにおける大規模CO2回収の可能性を実証する良好な実地試験結果を報告

16th February 2021

発行日:2021年2月16日 原典:Canada NewsWire   FPX Nickel社(FPX)は、カナダのブリティッシュ・コロンビア州中部にあるデカール(Decar)ニッケル鉱区における同社Baptisteプロジェクトの尾鉱を対象とした、大規模な直接空気回収の可能性を実証する最初の実地試験の結果を報告した。FPX社及びカナダ政府から資金提供を受けてブリティッシュ・コロンビア大学(University of British Columbia)の研究者らが実施した実地試験により、Baptisteプロジェクトの尾鉱は、空気に暴露すると、自然な鉱物炭酸塩化プロセスを通して大量のCO2を隔離出来ることが実証された。

トピック: Local News

商用CO2回収・利用、Carbon Clean社と共に一歩前進
商用CO2回収・利用、Carbon Clean社と共に一歩前進

15th February 2021

発行日:2021年2月15日 原典: Forbes.com   米国エネルギー省(US Department of Energy)が、RTI International、CEMEX社(セメント、コンクリート、骨材の世界有数サプライヤー)、Carbon Clean社及び米国オークリッジ国立研究所(Oak Ridge National Laboratory)に対し、CO2回収システム及び採算性のあるCO2利用ソリューションの開発において協力するために助成金を供与した。   Carbon Clean社CEOのAniruddha Sharma氏は、次のように述べた。「CEMEX社とは、手頃な価格のモジュール化されたCO2回収ソリューションを開発することでネット・ゼロ排出移行を可能にするという、我が社の使命を共有している。米国政府によるこのたびの助成金は、そのような作業の重要性を是認するものである。」   コンソーシアムの全体的な目標は、技術改良を活かしてCO2フットプリントを大幅に削減しながら、CEMEX社の建材製造工程全体の効率性と価値を向上させることである。

トピック: Local News

LafargeHolcim社及びSchlumberger New Energy社、CCSプロジェクトで協力
LafargeHolcim社及びSchlumberger New Energy社、CCSプロジェクトで協力

12th February 2021

発行日:2021年2月12日 原典:Carbon Capture Journal   掲題の2社が、欧州及び北米にある2か所のLafargeHolcim社セメント工場にて、Schlumberger社のCO2隔離技術を利用したCO2回収の実現可能性調査を実施する。   LafargeHolcim社が述べたところによると、同社は、拡張の可能性を持つ最も有望なベンチャー事業を特定するため、欧州及び北米において20件以上のCO2回収プロジェクトを試験するという。   LafargeHolcim社最高サステナビリティ責任者(Chief Sustainability Officer)であるMagali Anderson氏は、次のようにコメントした。「本日の発表は、LafargeHolcim社の環境面におけるリーダーシップと、ネットゼロ排出企業となる過程において新しいCO2排出削減ソリューションを開拓するというコミットメントを、さらに証明するものである。世界のエネルギー産業に技術を提供する世界有数のプロバイダーであるSchlumberger社とのパートナーシップは、我が社の全てのサイトで大規模に再現可能な、貯留技術における新たな進展をもたらすだろう。」

トピック: Local News

Technip Energies社及び千代田化工建設、カタールにおけるNorth Field Eastプロジェクトの主要なLNG契約を獲得
Technip Energies社及び千代田化工建設、カタールにおけるNorth Field Eastプロジェクトの主要なLNG契約を獲得

12th February 2021

発行日:2021年2月12日 原典:Manufacturing Close-Up   TechnipFMC社は、千代田化工建設(株)とTechnip Energies社の共同事業であるCTJVが、Qatar Petroleum社から、North Field Eastプロジェクト(NFE)の陸上施設のためのエンジニアリング・調達・建設・試運転(EPCC)契約を受注したと発表した。   メディア・リリースによると、この受注には、それぞれ年間800万トンの液化天然ガス(LNG)処理能力を有するメガ・トレーン4系列及び付帯ユーティリティ施設の納品が含まれるという。また、同様のLNG施設と比較して25%以上の温室効果ガス排出削減につながる、大規模CCS施設も含まれる。  

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第2次Energy Transition(エネルギー移行)レポート:CCSで世界CO2排出量の62%に対処出来る可能性
第2次Energy Transition(エネルギー移行)レポート:CCSで世界CO2排出量の62%に対処出来る可能性

10th February 2021

発行日:2021年2月6日 原典:Carbon Capture Journal   Rystad Energy社が、エネルギー技術の進展を分析する月刊Energy Transition Report(エネルギー移行レポート)の刊行を開始した。   「我々の到達点は、炭素価格の動きに強く依存するが、現在ではCCS利用の大半を支援するために必要なレベルを大幅に下回っている。排出権取引制度(ETS)、炭素税、炭素クレジット又はより直接的な補助金スキームを組み合わせて利用するいくつかの欧州諸国及び米国のいくつかの州では、例外があるかもしれない」と、Rystad Energy社上級副社長兼世界エネルギー・システム担当長(head of global energy systems)のMarius Foss氏は述べた。

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イーロン・マスク氏による1億ドルのCO2除去Xprizeコンペが、どのように機能するか
イーロン・マスク氏による1億ドルのCO2除去Xprizeコンペが、どのように機能するか

8th February 2021

発行日: 2021年2月8日 原典: Yahoo! News UK and Ireland    イーロン・マスク氏が、気候変動を食い止めるための手段として大気中から二酸化炭素を積極的に回収する方法であるCO2回収のため、1億ドルを寄付し新技術を追求すると、全世界に告げた。同氏がツイートを行った1月にTechCrunchが報じたとおり、マスク氏の多額の金銭的インセンティブのプールは、Xprize基金に充てられる。同基金は、世界を変える技術の開発を目指す同様の野心的技術コンペを組織してきた非営利組織である。このたび、Xprizeとマスク氏は、同コンペの詳細について新たに公表した。   Xprizeは、最大15名のファイナリストにそれぞれ100万ドルを授与し、上位入賞者3名に対しては、大賞受賞者に5,000万ドル、2位と3位にはそれぞれ2,000万ドルと1,000万ドルを授与することを目指している。    

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Viridor社、廃棄物再生利用業界で初めてCCS協会に参加
Viridor社、廃棄物再生利用業界で初めてCCS協会に参加

8th February 2021

発行日:2021年2月8日 原典:Carbon Capture Journal   Viridor社が、廃棄物再生利用業界で初めてCCS協会(Carbon Capture and Storage Association:CCSA)に参加し、正味ゼロ排出目標を追求する同社のコミットメントを強調した。   Viridor社のDirector of Environment, Innovation and Regulation(環境・イノベーション・規制担当ディレクター)であるTim Rotheray氏は、同社の正味ゼロ排出コミットメントの達成を可能にするインフラ及びイノベーションを導入すると共に、より広範な英国気候変動目標の達成に貢献することに、同社は最大限の努力を投じていると述べた。  

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CO2回収は新しいバイオ燃料か?
CO2回収は新しいバイオ燃料か?

7th February 2021

発行日:2021年2月7日 原典:Forbes.com   Svante 社の7,500万ドル規模ベンチャー・キャピタル・ラウンドに関する先週の発表は、最近見られるCO2回収技術に対するベンチャー投資増加の直近の一例に過ぎない。これら技術に対するベンチャー投資は、ほんの数年前である2017年の取引数の10件から、2020年には4倍(40件)にまで跳ね上がった。   これは、気候変動緩和目標を達成するにあたって「絶対に必要」と説明されてきた技術にとって真に心強い傾向である。主要投資家らが飛び付いて来ているのならば、なおさらだ。Svante社のラウンドでは、例えばシンガポールのTemasek社や、石油会社資本、政府資本、BDC Capital社等、その他の投資家らが主立っていた。  

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Veolia社及びCarbon Clean社、英国エネルギー回収施設で初のCO2回収試験を開始
Veolia社及びCarbon Clean社、英国エネルギー回収施設で初のCO2回収試験を開始

7th February 2021

発行日:2021年2月7日 原典:Carbon Capture Journal   両社は4年前からパートナーシップの結んで協力して来ており、この新しい共同プロジェクトでは、廃棄物エネルギー化(Energy from Waste)プラントにおいて同技術をどのように有効利用出来るかについて調査する。   このパートナーシップによるチームは、既にプロジェクトの作業を開始しており、試験は2021年春の開始が見積もられている。   この最新のCarbon Clean社技術は、他の技術よりも大幅に小型であることから、ERF(Energy Recovery Facilities:エネルギー回収施設)等、レトロフィット利用に適しており、燃焼排ガスからCO2を抽出して、浄化し、新しい循環型炭素経済の一部を成せる有価商品へと転換するものである。   Carbon Clean社CEOのAniruddha Sharma氏は、「廃棄物エネルギー業界の脱炭素化という共通の目標を実現するために、Veolia社とパートナーを組めることを嬉しく思っている。このパートナーシップとVeolia社の運転経験は、CO2回収費用をトン当たり30ドルとするのに役立ち、それは当業界全体及び業界外において、このモジュール化された次世代技術の採用を加速させることになる」とコメントした。

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