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CCUSを可能にする測定の必要性
7th February 2021
発行日:2021年2月7日 原典:Carbon Capture Journal 英国国立物理学研究所(National Physical Laboratory:NPL)の報告書「Energy Transition: Measurement needs for carbon capture usage and storage(エネルギー移行:CCUSのための測定の必要性)」では、極めて重要な測定の必要性と取り組まなければならない課題について概説されている。 NPLは、CCUSが英国のエネルギー移行における有望な技術として勢いを増し続ける中で、これらの必要性と課題が確実に取り組まれるよう、産官学と協力している。 NPLの「エネルギー移行」シリーズにおけるこの最新報告書で概説されている優先度の高い測定の必要性と課題は、NPL及びTÜV SÜD社National Engineering Laboratory(国立技術研究所)のスタッフによって運営されている業界全体のウェビナー・シリーズ、並びにCCUS業界全体の主要利害関係者との掘り下げた協議及び広範囲に及ぶ文献レビューを通して明らかにされたものである。
トピック: Local News
EUのCCS脱炭素化努力、大西洋沿岸国全体で認識される。EU、更に前進する必要性
5th February 2021
発行日:2021年2月5日 原典:Carbon Capture Journal 先週、B20(G20ビジネス・サミット:G20 Business Summit)がイタリアで開催され、John Kerry氏が、気候変動問題に関する米国大統領特使(U.S. Special Presidential Envoy for Climate)として初のスピーチで、欧州における産業脱炭素化の大きなチャンスと進行中のプロジェクトについて言及した。 EUは、産業脱炭素化を更に進めるために、TEN-E(欧州横断エネルギー・ネットワーク:Trans-European Networks for Energy)の成功を足掛かりに前進しなければならない。TEN-E規則に関する現在のレビューは、CEF (コネクティング・ヨーロッパ・ファシリティ:Connecting Europe Facility)助成金の対象となるCCS関連活動に、CO2の船舶、バージ、トラック及び列車による輸送並びに貯留を含むように拡大するチャンスをもたらす。 EUは、例えばLIFEプログラムやHorizonを通して、環境及び気候関連プロジェクトに対し協調融資する長い歴史を持つ。また、Northern Lightsプロジェクトに協調融資することで、EUは複数の産業の大幅な脱炭素化に向けて更なる一歩を踏み出した。欧州は正しい方向に向かっており、今こそ欧州の最大の可能性を実現する時が来ている。TEN-E規則にCCSバリュー・チェーン全体を含めることは、2050年までに正味ゼロ排出を達成する道において逃すことの出来ないチャンスである。
トピック: Local News
ExxonMobil社、(UK)アバディーンシャーCCSプロジェクトの支援を協議
3rd February 2021
発行日:2021年2月3日 原典:energyvoice.com 石油・ガス企業の世界最大手の1つが、アバディーンシャー(Aberdeenshire)CCSプロジェクトの支援について協議を進めている。 協議は、Shell-Esso Gas and Liquids(SEGAL)システムにおける関与を通じてExxonMobil社とピーターヘッド(Peterhead)近郊にあるセント・ファーガス(St Fergus)ガス・ターミナルにおけるAcornプロジェクトの間で行われている。 ExxonMobil社は、同社のコミットメントの一環として、現在評価を行っている新しいCCSプロジェクト及びパートナーシップを計画している。 それらの1つが、既存の石油及びガス・インフラを利用した北海海底貯留層へのCO2貯留について調査しているAcornプロジェクトである。 Pale Blue Dot(PBD)Energy社が主導する同プロジェクトは、セント・ファーガスをCO2輸送・貯留ソリューション・ハブとして確立させることを目指している。
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中国最大のCO2回収プロジェクトも、世界的には微々たるもの
3rd February 2021
発行日:2021年2日3日 原典: Edge Markets 中国は、自国の気候目標を達成するために必要な技術の開発を継続する中、国内最大のCCSプラントの建設を完了した。 国家能源投資集団(China Energy Investment)は1月21日、中国陝西(Shaanxi)省にある國華錦界(Guohua Jinjie)石炭発電所においてプラント建設を完了した。現在はデバッグ段階にあり、中国電力事業連合会(China Electricity Council)によると、ひとたび運転開始となれば、回収率90%で年間150,000トンのCO2排出を防止できるという。 同プロジェクトは、現在までのところ中国最大規模であるが、同国が2060年までの炭素中立達成を試みる中で直面している全ての課題と見比べれば、それでも見劣りするものである。BP社のデータによれば、150,000トンは中国の燃料燃焼による総排出量の約0.002%に相当するという。
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AGR社、 Longship CCUSプロジェクトに関しGassnova社と契約締結
2nd February 2021
発行日: 2021年2月17日 原典 : Carbon Capture Journal AGR社が、施設とコスト工学の提供に加え、地質科学、貯留層、掘削、坑井工学全般にわたる技術的専門知識を提供することにより、Gassnova社の技術アドバイザーを務める。 同社はGassnova社と、新たに2年間の契約で協力を延長する枠組合意を結んだ。 AGR社最高経営責任者(CEO)であるSvein Sollund氏は次のように語った。「AGR社では、Gassnova社のチームと直近ではLongshipフルスケール・プロジェクトについて長年にわたって緊密に協力してきた。それゆえ、我々は、再度Gassnova社を支援するよう選ばれたことを光栄に思っており、我が社の技術的リソースと専門知識を共有できることを楽しみにしている。」
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APT社、北海CCSにCO2データベースを導入
2nd February 2021
発行日:2021年2月2日 原典:Carbon Capture Journal Applied Petroleum Technology(APT)社が、沖合CO2貯留を検討するオペレーターを支援するため、データベースを作成した。 データの評価は、どのような流体-岩石間相互作用が起こっているかを理解するためにも重要な役割を果たすことが出来る。そのために、APT社は北海用の大規模圧力-温度-CO2データベースを作成した。
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Exxon Mobil社、排出量削減のため、CO2回収などのプロジェクトに30億ドル投資
1st February 2021
発行日: 2020年2月1日 原典 : The New York Times 気候変動を抑制するのに十分な働きをしていないとして、環境保護主義者、一部の投資家、選挙で選ばれた指導者らから長年批判を受けてきたExxon Mobil社が、月曜日(1日)、排出量を削減するエネルギー・プロジェクトに今後5年間で30億ドルを投資すると語った。 同社によれば、まず最初に取り組む分野は、産業プラントから排出される二酸化炭素を回収し、それを地球温暖化に寄与してしまう大気中への放出をしないように、貯留することだという。多くの気候専門家は、そのようなCO2回収隔離は気候変動との戦いにおいて非常に重要だと述べてきた。 Exxon社は、ExxonMobil Low Carbon Solutions(エクソン・モービル低炭素ソリューション)と呼ばれる新事業を立ち上げようとしており、テキサス州、オランダ、シンガポール、カタールなど全世界で20件のCO2回収プロジェクトに取り組んでいると語った。
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