インスティテュートCEO Jarad Danielsが第1回グローバル対話(Global Dialogue)にCCSの専門家として参加
6月3~5日、国連気候変動枠組み条約事務局(UN Climate Change)がパリ協定の緩和目標及び実施作業計画(Mitigation Ambition and Implementation Work Programme:MWP)の第1回グローバル対話(Global Dialogue)を開催しました。インスティテュートも、CCUSが他の緩和オプションの中でも特に注目を集めている同会合へ参加いたしました。
インスティテュートCEOのJarad DanielsはCCSの専門家として招待され、第1回セッションの全体会議で概観を説明するプレゼンテーションを行い、CCUS等、すぐに実施できるソリューション及び技術の4つのテーマ別分野について探りました。
Danielsは、削減困難部門を脱炭素化させ、低炭素水素の大規模生産を可能にし、出力調整可能な低炭素電力を提供し、ネガティブエミッションを実現するためは、CCUSの普及が他の証明済み緩和策と共に必要であることを強調しました。また、CCUSの普及は進んでいるものの、政策的及び規制的な支援や、国際協力、キャパシティ・ビルティング及び情報共有が引き続き必要であることも付け加えました。
概観を説明するプレゼンテーションの後、DanielsはUNFCCCの締約国及びオブザーバーによるCCUSに関する議論を支援するため、4つのテーマ別ワークショップに参加しました。 IEAGHGのジェネラル・マネージャーであるTim Dixon氏も専門家としてDanielsと共に参加し、Stig Svenningsen氏が進行役を務めたCCUSを巡る話し合いに貢献しました。
インスティテュートは、UNFCCCの締約国及びオブザーバーがCCUSについて議論するにあたって支援する機会を与えられたことを感謝しています。弊所は、イベント中、価値ある支援を提供したIEAGHGや、この分野で活動する他の組織と共に、今後も引き続き情報や見識の共有を進めて行く構えです。
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