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英国のCCUS、廃棄物部門で支えることが出来る可能性
6th October 2021
トピック: Local News
発行日:2021年10月6日
Eunomia社の研究によると、CCUS技術を廃棄物のエネルギー利用(Energy from Waste=EfW)施設に利用することは、全産業部門におけるCCUSの利用方法のうち最も安いものに数えられることとなりうる可能性があり、英国ネットゼロ戦略を支えることが出来るという。
リサイクル及び廃棄物管理会社Viridor社によって委託された新しい報告書「CCUS Development Pathway for the EfW Sector(EfW部門のためのCCUS開発経路)」では、同技術の今後数十年間にわたる開発機会及びEfW部門でCCUSを実施することに関連する費用について分析されている。
CCUSと組み合わせたEfWの開発は、3つの異なる段階で展開すると見込まれている。
- 2020年代 – CCUSクラスターのごく近い場所にあるEfW(EfW施設15か所)
- 2030年代 – 港湾ハブのごく近い場所にあるEfW(EfW施設14か所)
- 2040年代 – 分散したEfW(EfW施設35か所)