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アブダビ・エネルギー省、グリーン・ボンドのイニシアティブを立ち上げる

3rd February 2020

CCS in the news 日本語版
発行: ABU DHABI,
原典: TradeArabia

 

アブダビのエネルギー省(Department of Energy:DoE)が、1月16日から18日にかけてAdnecで行われているAbu Dhabi Sustainability Week 2020(2020年アブダビ持続可能性週間)の一環であるAbu Dhabi Sustainable Finance Forum(アブダビ持続可能なファイナンス・フォーラム)で、新しいGreen Bond Accelerator(グリーン・ボンド加速推進)イニシアティブについて発表した。

このグリーン・ボンド・プログラムは、同エネルギー省、Abu Dhabi Global Market (アブダビ・グローバル・マーケット:ADGM) 、 アブダビ証券取引所(Abu Dhabi Securities Exchange:ADX)による合同イニシアティブであると、News Agency(Wam)が伝えている。

このイニシアティブは、アブダビを同首長国ならびに中東・アフリカ全域における持続可能なプロジェクトのためのグリーン・ボンド及びグリーン・スクーク(訳者注:イスラム債券)発行の地域ハブとして確立することを目的に立ち上げられた。

これらの債券はADXで上場され、エネルギー省のGreen Bond Policy(グリーン・ボンド政策)を遵守したグリーンで持続可能なプロジェクトのみを支援する。アブダビは同地域のグリーン及び持続可能なプロジェクトにおいて先頭を行っており、1GW規模の ヌーア(Noor)Solar PV Park(単一サイトの太陽光発電として世界最大)、タウィーラ(Taweelah)の 200 MIGD(日間2億英ガロン)規模の逆浸透膜プラント(世界最大の海水逆浸透膜(RO)プラント)及び地区冷房プラントで得られた経験を利用することができる。

このような種類のプロジェクトは、「グリーン」プロジェクトとして適格であろう。グリーン・ボンド政策もエネルギー及び水効率のプロジェクト、グリーン建築物、新規の電気自動車充電インフラ、CO2回収、水・排水・再利用水管理における効率性技術を対象とすることになりそうである。

 

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