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米エネルギー省(DOE)、2,400万ドルを投資 大気中からのCO2除去は米国のネットゼロ排出の達成と雇用創出に役立つ

8th March 2021

トピック: Local News

発行日:202138

原典:Electric Energy Online

 

米国エネルギー省(U.S. Department of EnergyDOE)は今日(35日)、草木がCO2を吸収する方法を再現した、排出CO2を空気中から直接回収する技術の研究に最高で2,400万ドル提供することを発表した。直接空気回収として知られるこの技術は、高賃金雇用を創出し、米国の気候変動対策を前進させると共に、バイデン米国大統領による2050年までのネットゼロ排出目標を達成させる可能性を持つ。

 

「直接空気回収技術は、アリゾナ州及び全米における現在及び将来の環境問題に対処するための、革新的で成長促進型のソリューションであることを証明している」と、David Schweikert米国下院議員は述べた。「基礎研究のチャンス及びこれらの技術に対する資金を増大させることで、我々は将来、よりクリーンな環境とより強い経済を得ることが出来る。私は、この技術の普及を議会で提唱し続けたいと願っており、この資金提供機会のことを聞いて嬉しく思っている。」

 

国立研究所、大学、産業及び非営利組織はいずれも、この合計2,400万ドルの計画資金に対する申請資格を有し、専門家による相互評価を基に選定される。この取り組みに資金提供を行う同省科学局(Office of Science)の基礎エネルギー科学部(Office of Basic Energy SciencesBES)は、単独の研究者とより大きなチームの双方に資金提供を行うことを想定している。

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