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米国エネルギー省、CO2回収技術に7,200万ドル投資

2nd September 2020

発行日:2020年9月2日

原典:Electric Energy Online

米国エネルギー省(U.S. Department of Energy:DOE)は今日(9月1日)、2つの資金提供公募(FOAs)の下でCO2回収技術の開発及び高度化を支援するため、連邦資金約7,200万ドルを提供することを発表した。この費用共同負担研究開発(R&D)の下、DOEは石炭及び天然ガス発電並びに産業排出源のための新規プロジェクト9件に5,100万ドルを提供する。また、DOEは「直接空気回収」として知られるプロセスである、大気中からCO2を除去する技術に関連する18件のプロジェクトに合計2,100万ドル提供する。

1つ目のFOAであるCapture Research and Development (R&D):Engineering Scale Testing from Coal- and Natural Gas-Based Flue Gas and Initial Engineering Design for Industrial Sources(回収研究開発:石炭及び天然ガス由来排ガスの工学規模試験並びに産業発生源のための初期工学的設計)の下、DOEは費用共同負担R&Dとして5,100万ドルを受け取る9件のプロジェクトを選定した。これらの試みは、産業サイトにおける製造過程で副産物として発生するCO2を回収する技術を開発する初期工学的調査の設計を目的とする。

DOEはまた、2つ目のFOAであるNovel Research and Development for the Direct Capture of Carbon Dioxide from the Atmosphere(大気中からの直接CO2回収のための新規研究開発)の下で2,100万ドルを受け取る18件のプロジェクトを選定した。これらのプロジェクトは、直接空気回収に利用出来る新しい素材の開発に焦点を置くもので、実地試験も遂行する。

 

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