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レゴのように組み合わされたゼオライト膜、CO2回収を向上
6th October 2020
発行日:2020年10月6日
スイス連邦工科大学ローザンヌ校(Ecole Polytechnique Federale de Lausanne:EPFL)の化学系エンジニアが、CO2回収効率を向上させるゼオライト膜の新しい製造方法を開発した。
EPFL Valais WallisにてKumar Agrawal氏が率いる化学系エンジニアのチームはこの度、ゼオライト膜合成の化学プロセスを簡易化させるのに成功し、シンプルで再現性及び拡張性を持つものにした。この長年にわたる目標の達成は、Nature Materials誌に掲載されている。
「高温水素篩別ゼオライト膜の拡張可能な合成は、燃焼前CO2回収のエネルギー効率を向上させると期待されている」と、論文執筆者達はコメントしている。