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英国インフラ委員会、CCUSのエビデンスを求める

22nd January 2021

発行日:2021122

原典:Carbon Capture Journal

 

UK National Infrastructure Commission(英国国家インフラ委員会)が、2つのCCUS技術の可能性について意見を共有するよう、企業、政策立案者、科学者、学者、シンクタンク、投資家に呼び掛けている。

 

委員会は、2050年までに温室効果ガス排出量を正味ゼロにするという英国の目標達成に温室効果ガス除去(Greenhouse Gas RemovalGGR)技術がどのように役立つかを検討する調査の一環として、新しいcall for evidence(根拠に基づく状況提供の照会)を開始した。

 

調査は、最も開発が進んでいる2つの技術、すなわちDirect Air Carbon Capture and StorageCO2直接空気回収貯留:DACCCS)及びBioenergy with Carbon Capture and Storage(バイオエネルギーCCSBCCS)に焦点を置く。双方共にCCS技術を活用するものである。森林を「カーボンシンク」として利用するといった自然のソリューションは、英国気候変動戦略及び排出削減において重要な一部を担うものの、本調査の範囲には含まれない。

 

call for evidenceの締め切りは202133日であり、今夏にも完成した調査結果が報告される予定である。

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