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Aker社CO2回収・風力スピンオフ、証券市場デビューで急上昇
26th August 2020
発行日:2020年8月26日
原典:英国ロイター
Aker Carbon Capture社及びAker Offshore Wind社の株式は、オスロ証券取引所での取引初日(26日水曜日)に急上昇し、環境技術を分社化したAker複合企業の戦略を後押しした。
ノルウェーの億万長者Kjell Inge Roekke氏が統制するAker Solutions社は7月、同2社をオスロ証券取引所のスモールキャップMerkur Market(メルクール市場)に上場する前にそれぞれ5億ノルウェー・クローネ(5,590万ドル)の資金を調達すると発表した。
企業のCO2排出削減を支援するAker Carbon Capture社は、1010GMT(グリニッジ標準時)、初期公開買い付け価格1.7クローネの3倍以上である5.4クローネで取引されていた。
Aker Carbon Capture社は、Aker Solutions社が開発した特許技術を利用した、Brevik(ブレヴィック)のHeidelberg社セメント工場におけるプロジェクトを含め、2件のCO2回収プラントの建設プロジェクトを進めている。