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C-Capture社、Pilkington社とガラス製造におけるCO2回収能力を実証
6th November 2020
発行日: 2020年11月6日
C-Capture社は、Innovate UKのSustainable Innovation Fund(サステナブル・イノベーション基金)を通じて資金援助を受けた。この資金供与は、C-Capture社のCO2回収技術とガラス製造業における要件との適合性を数値化するための実験を支援するものである。
C-Capture社は、英国のガラスメーカーであるPilkington社により、申請の支援を受けた。この実験は、Pilkington社の現場にCO2回収技術を導入することの実現可能性を評価するものであり、ガラス製造の脱炭素化に向けた重要な一歩である。
リーズ(Leeds)に拠点を置くC-Capture社は、二酸化炭素を回収するための世界で最もエネルギー効率の高いプロセスを開発しているという。C-Capture社は、現在商業用に入手できる技術よりも最大40%エネルギー使用量の少ない、独自の安全で低コストなCO2回収技術の特許を取得している。この技術では、アミンと窒素を含まず危険物として分類されず、また安価で、生物起源のソースから大規模に製造されうる、新しい部類の回収溶剤が使用されている。