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CCUS普及は世界気候目標の達成に不可欠、IEA報告書の調査結果
24th September 2020
発行日:2020年9月24日
国際エネルギー機関(International Energy Agency:IEA)が発表した新しい報告書の調査結果は、CO2回収・利用・貯留(CCUS)技術による迅速な産業脱炭素化なくして、正味ゼロ排出気候目標の達成は、ほぼ不可能であることを示しています。
「CCUS in Clean Energy Transitions(クリーン・エネルギー移行におけるCCUS)」と題された報告書は、機運は高まっているものの、CCSの順調な普及は、政府の行動並びにCO2の輸送及び貯留を支える信頼あるインフラの拡張に強い関連性を持つと指摘しています。
IEAは、もし正味ゼロ排出気候目標を達成するつもりならば、同技術を普及させるためにより多くの民間及び公的CCUS投資、並びに国際協力が必要だとしています。
報告書全文はこちらから入手可能です。