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CO2地下貯留研究のため、パートナーシップを形成
17th August 2020
発行日: 2020年8月17日
Carbon Utilization and Storage Partnership(炭素利用貯留パートナーシップ)、すなわち CUSPは、プロジェクトのために米エネルギー省(U.S. Department of Energy:DOE)から624万ドルを獲得したニューメキシコ工科大学(New Mexico Institute of Mining and Technology)のPetroleum Recovery Research Center (石油回収研究センター:PRRC)が主導する。
20年にわたり、カンザス州地質調査所(Kansas Geological Survey:KGS)は、長期貯留及び抽出しにくい石油の回収を目的として産業排出源からの二酸化炭素(CO2)を地下岩層に圧入する安全性と実現可能性を判断すべく、同州の地下地質と産業インフラについて調査を行ってきた。このプロセスに関するデータを共有し研究を進める取り組みの一環として、KGSはこのたび、米国中部から西部にかけての他の15州の機関及び連邦機関とパートナーシップを組むこととなっている。
KGSは約$310,000ドルの資金供与を受け、2024年までのプロジェクト進行に合わせ、データベース開発及びその他の用途として追加の資金供与を得る可能性がある。
KGSは、現地及び地域のインフラ開発の可能性、インフラ・コスト、将来のプロジェクト開発を最適化させる方法について理解を深めるデータの分析方法について、ロスアラモス国立研究所(Los Alamos National Laboratories)及びその他のCUSPメンバーとも協力していく。