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Drax社、 BECCS発電所建設を申請
1st March 2021
トピック: Local News
発行日: 2021年3月1日
Drax社が、画期的なネガティブ・エミッション技術であるバイオエネルギーCCS(BECCS)を英国内で作り上げる提案の計画プロセスを開始する。
早くも2024年にはBECCSを作り上げる作業がDrax社で始まる可能性があり、数万件の雇用を創生し、コロナ以降の経済回復を後押しする。2027年までにはDrax社初のBECCSユニットが運転開始すると思われ、英国最大のCO2回収プロジェクトが実現し、毎年大気中から数百万トンのCO2が恒久的に除去されることになる。
同技術導入のため、Drax社は、完了までに2年ほどを要するプロセスである開発同意(Development Consent Order:DCO)を確保する必要があり、そのプロセスが3月に開始する。
DraxグループのCEOであるWill Gardiner氏が、次のように語った。「この3月のDCOプロセス始動は、Drax社におけるBECCS導入と、2030年までにカーボン・ネガティブな企業となる我が社の目標に向けた門出において記念すべき瞬間である。」
DCO申請が成功すれば、政府からの適切な投資枠組次第で、Drax社初のBECCSユニット2基の建設作業が2024年に始動し、年間最大800万トンのCO2回収・貯留を開始する準備が整う。