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Eni社とSaipem社、イタリアの脱炭素化計画で提携
9th December 2020
発行日: 2020年12月9日
原典 : ロイター(英国)
Eni社は、エネルギーサービス会社のSaipem社と、産業界からの二酸化炭素の回収・貯留方法に焦点を当てたイタリアでの脱炭素化プロジェクトに取り組む契約を締結したと、両社が水曜日に発表した。
共同声明において、両社は、このベンチャーはグリーンディールや復興基金などの欧州連合(EU)の資金調達スキームに参加する可能性があると述べている。
Saipem社の約30%を所有するエネルギーグループのEni社は、事業のグリーン化推進の一環として、温室効果ガスの排出量を80%削減するために、CO2回収・利用・貯留(CCUS)プロジェクトを検討している。
同グループは、イタリアのラヴェンナ周辺に大規模なCCUS施設を開発し、世界最大級のCO2ハブを作ることを目指している。
海底エンジニアリングと建設におけるマーケットリーダーであるSaipem社は、受注量を増やすべく新たな事業ラインを展開している。