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Fluor社、米国ノースダコタ州におけるMinnkota電力協同組合CO2回収プロジェクトの基本設計(FEED)を受託
20th May 2020
発行日:2020年5月20日
Fluor社が今日(5月19日)、米国ノースダコタ州「センター(Center)」にあるMilton R. Young(ミルトンR.ヤング)発電所におけるCO2回収・利用・貯留レトロフィット・プロジェクトである、Minnkota Power Cooperative(Minnkota電力協同組合:Minnkota)のProject Tundra(プロジェクト・ツンドラ)の基本設計(FEED)役務を受託したことを発表した。FEEDは、CO2回収技術開発を前進させるより大きなイニシアティブの一環として、米国エネルギー省化石エネルギー局(U.S. Department of Energy's Office of Fossil Energy)が資金提供し、National Energy Technology Laboratory(米国国立エネルギー技術研究所)が管理する。Fluor社は非公開の契約金額を2020年第2四半期に計上する。
Fluor社はその業務範囲の中で、排ガス流からCO2を除去するエネルギー効率的かつ費用効果的なプロセスである同社特許のEconamine FG PlusSM CO2回収技術を活用する。同プロセスは、Fluor社の先端吸収液製法に特許取得された数多くの省エネ特性を組み込む。
「Fluor社はCO2回収技術の世界的なリーダーである共に、この分野における長年の事業展開と経験を有する同業界における数少ない設計・調達・建設(EPC)請負業社の1つである」と、Fluor社Energy & Chemicals(エネルギー及び化学)事業担当グループ社長のMark Fields氏は述べた。「我々はProject Tundraに我が社のクリーン・エネルギーに関する専門知識を提供し、世界最大のCO2回収施設を建設するためにMinnkotaとパートナーを組むことを楽しみにしている。」