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FutureMetrics社:BECCSでCO2排出量収支マイナスが達成可能
6th January 2021
発行日:2021年1月6日
FutureMetrics社が2020年12月30日に新しい白書を発表し、バイオエネルギーCCS(BECCS)は、持続可能な方法で調達されたバイオマス燃料を使用した場合、大幅なCO2収支マイナスを達成出来ることを示した。
白書の中で、FutureMetrics社社長で創立者でもあるWilliam Strauss氏は、化石燃料を使用する発電所でCCSが出来ることは、正味ゼロ排出が限界であると説明した。しかし、持続可能な方法で調達したバイオマス燃料は、既に炭素中立である。その結果、バイオエネルギー施設でCO2回収を行えば、排出量収支マイナスとなり得る。
既存の石炭火力発電所では、石炭をバイオマス・ベースの燃料に置き換え、CCS技術を附設することでCO2排出量収支マイナスが達成出来る。
FutureMetrics社はまた、BECCSを利用した場合のCO2排出量マイナス分及び回避されたCO21メトリックトン当たりの推定費用を算出するダッシュボードを開発している。
白書及びダッシュボードは、FutureMetrics社ウェブサイトから入手可能である。