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Indian Oil社、グリーン技術の取り組みにおいて、米国貿易開発庁の支援を得る
10th September 2020
発行日: 2020年9月10日
原典 : Outlook India
米国の貿易機関が、インド・グジャラート(Gujarat)のコヤリ(Koyali)製油所にあるIndian Oil社(IOC)のCO2回収・利用・貯留施設に補助金を提供することを発表した。
水曜日の声明によれば、米国貿易開発庁(US Trade and Development Agency:USTDA)の資金提供により、国有企業であるIOCによる製油事業中に発生する二酸化炭素の回収・利用技術の評価が支援され、インドの他の製油所に拡大可能な新規かつコスト効果的な環境戦略が示されることになる。
「このプロジェクトは、USTDAが支援し実現する画期的な作業の理想的な例だ」と、 USTDAのChief Operating Officer(最高執行責任者)であるTodd Abrajano氏が語った。
「インドではこの種ものとしては初めてとなるこの革新的なソリューションは、米国技術がインドの製油所操業に有意義な影響を与えることを示す我々のやり方である」と、Abrajano氏は述べた。
補助金の発表に応えて、IOCの役員会メンバーでありディレクターである SSV Ramakumar博士は次のように述べた。 「このプロジェクトは、持続可能な技術を用いて最高に上質な製品を提供するという我が社のビジョンに沿うものである。Indian Oilはイノベーションの最前線にあり、我が社とUSTDAとの協力により、我が社はCO2回収技術の利用においてリーダーとなることができるだろう。」
USTDA は、この取り組みがAsia Enhancing Development and Growth through Energy(アジアのエネルギーによる開発と成長強化)プログラムやUS-India Strategic Energy Partnership(米中戦略的エネルギー・パートナーシップ)など、同庁の重要なエネルギー優先課題に合致するものだと語った。