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LafargeHolcim社及びCarbon Clean社、大規模CCUSプラントを開発

29th October 2020

発行日:20201029

原典:Carbon Capture Journal

 

Carbon Clean社がスペインにて、大規模CO2回収・利用プラントを開発するためLafargeHolcim社、ECCO2社、Sistemas de Calor社と契約を結んだ。

 

スペインAlmeria(アルメリア)県Carboneras(カルボネーラス)にあるLafargeHolcim社セメント工場にて実施されるプロジェクトは、CO2を更に変換し、不要物質を取り除き、地元で再利用するために、セメント生産工程から排出されるCO2の回収を目指す。CO2はセメント工場の排ガスから回収され、作物生産増進のためにリサイクルされる。

 

このテクニックは、天然の光合成プロセスを再現し、加速させることで野菜生産1Kg当たりの水分・土壌比率を低減させることで農業効率を上げる可能性を秘めている。この実行可能な循環型炭素経済ビジネス・モデルの商業適用性は、2022年にCO2排出量の10%から開始して70万トンのCO2利用と同工場の100%脱炭素化を可能にしうる潜在能力を持つ。

 

Carbon Clean社の実証済みの特許技術は、LafargeHolcim社の急速に拡大しているCCUSプロジェクトのポートフォリオを強化することから、この合意はCarbon Clean社にとって無理のないものである。これは、LafargeHolcim社が2019年末に行った、同社のGreen Transition Strategy(グリーン転換戦略)の一環として、CO2排出削減を支援するためにスペインに約2,000万ユーロ(欧州全体では15,000万ユーロ近く)を投資するという発表に続くものである。

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