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Santos社、地下CO2貯留施設のクレジットを求める
4th October 2021
トピック: Local News
発行日:201年10月4日
原典:The Sydney Morning Herald(豪州)
豪州連邦政府がCCS技術を産業排出量削減の促進を目的とした炭素クレジットの適用対象にしたことから、ガス大手のSantos社が世界最大のCCSプロジェクトの一つを2024年までに南オーストラリア州で稼働出来る可能性が出て来た。
Emissions Reduction Fund(豪州排出量削減基金)における承認済技術のリストにCCSが追加されたというAngus Taylor豪州連邦エネルギー大臣の発表により、Santos社がクーパー(Cooper)盆地のMoomba(ムーンバ)ガス・プラントにおいて2億1,000万ドル規模プロジェクトを進めるための最後の主要な障壁が取り除かれた。
Santos社最高経営責任者のKevin Gallagher氏が述べたところによると、同社は、Australian Carbon Credit Units(豪州炭素クレジット・ユニット)を得られるよう、MoombaプロジェクトをClean Energy Regulator(クリーン・エネルギー規制監督局)に登録するための申請プロセスを開始した。
「プロジェクトが登録されれば、我々は先に進むための最終投資決定を下す位置につけることになる」とGallagher氏は述べた。