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Santos社、CO2CRCに加入
6th March 2020
CCS in the news 日本語版
発行日:2020年3月6日
CO2CRC CEOのDavid Byers氏は次のように述べている。「Santos社は豪州の天然ガス企業であり、低炭素未来に固くコミットしているアジア太平洋地域の主要LNG生産者の1つである。同社は、南オーストラリア州クーパー盆地(Cooper Basin)に豊かな資産を持ち、そこで、50年間にわたり年間2,000万トンのCO2圧入能力を持ち、計10億トンにのぼる安全で恒久的なCO2隔離を提供する大規模商業CCSの機会について調査している。」
「我々は、そのようなしっかりした産業リーダーがCO2CRCに加わり、我々の研究開発プログラムに貢献してくれることを嬉しく思っている。我々は特に、豪州においてCCS技術の開発及び普及を加速させる適切な政策決定及び規制枠組を前進させるために、Santos社と協力することを望んでいる。」
「CO2CRCと協力することによって、我が社は、国際エネルギー機関(International Energy Agency)によると2040年までに毎年20億トン以上のCO2隔離を担わなければならないとされている、不可欠な排出削減技術としてのCCSに対するコミットメントをより一層前進させる」と、Santos社CEOのKevin Gallagher氏は述べた。
CO2CRCは世界一級のCCS研究組織の1つであり、CCSのためのより良く、より費用効果的な技術を開発し、実現させるために1億2,500万豪ドル以上を投資してきている。Otway National Research Facility(オトウェイ国立研究施設)の所有者兼運営者として、CO2CRCは研究プロジェクトを委託すると共に、自ら世界中のパートナーと研究プロジェクトを行っている。