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TCM、CCSに関する主要な国際パートナーシップに参加
8th October 2020
発行日:2020年10月8日原典:Carbon Capture Journal
Technology Centre Mongstad(モングスタッド技術センター:TCM)が、CCS技術の更なる発展のため、DNV GL社及びSINTEFと覚書を交わした。
「我々の共通の目標は、CO2集約型産業においてCCS技術の採用を促進することである」と、TCMの代表取締役(Managing Director)であるErnst Petter Axelsen氏は述べている。
覚書の目的は、パイロット実証プロジェクトから広範囲に及ぶ商業普及へのギャップを橋渡しすることである。CO2回収技術の大規模実証を可能にするTCMの能力は、同技術の大規模普及に係る費用とリスクを低減させるための鍵である。我々の任務は、新興CCSプロジェクトの費用とリスクを、蓄積してきた我々の知識を共有することで低減させることである。
この展開の一環として、DNV GL社及びSINTEFは、対象とする産業用途に合うように同技術を修正するプロセスを手引き及び支援する。性能が順調に検証された暁には、認証機関であるDNV GL社が適格技術証明書を発行出来、それによって利害関係者の同技術に対する信頼を高めることが可能である。
「TCMはまた、世界最大のエネルギー会社等が設立した10億米ドル規模の気候基金であるOGCI CIに対して助言も行う。更に、TCMはアジア初のオープン・アクセス技術センター、すなわち中国海豊(Haifeng)CO2パイロット・プラントと、科学知識及び運営上の専門知識を共有した」とAxelsen氏は述べている。