最新ニュース

最新ニュース

最新ニュース

United Airlines社、排出量相殺のためCO2除去技術に目を向ける

10th December 2020

発行日:2020年12月10日

原典:CNBC

United Airlines社が、2050年までにCO2排出量を完全に相殺できるよう、空気中からCO2を回収し、地中に貯留する技術に目を向けており、航空産業等がカーボン・フットプリントを削減するために従来から頼ってきたオフセット・プログラムからの方向転換を示した。

米国シカゴに拠点を置く同航空会社は木曜日(10日)、Occidental Petroleum社の子会社でプライベート・エクイティ会社であるRusheen Capital Management社のCO2回収合弁事業に数百万ドルの投資を行っていると述べた。同社は米国テキサス州にあるパーミアン(Permian)盆地でCO2回収プラントを開発している。

コロナウィルスによるパンデミックによって世界中で航空移動が激減しているものの、航空会社は通常、世界CO2排出量の約2%を占めている。輸送機は、バイオ燃料並びに森林保護やその他のプロジェクトと引き換えに購入したカーボン・オフセットを利用して来た。

「それは短期的には気分の良いことかもしれないが、数字的には全く辻褄が合わない」と、United社CEO、Scott Kirby氏は水曜日(9日)、記者との電話取材の中でカーボン・オフセットについて述べた。「我々が大気中のCO2レベルを真に削減出来る唯一の方法は、直接空気回収と隔離である。」

Back to News

ニュースレター

最新のCCSの情報が欲しい