最新ニュース
アジア太平洋地域、越境CCSで前進
30th May 2023
トピック: Local News
発行日:2024年5月30日
アジア諸国は、一部の国々の地層条件がCCUSに適さないといった課題を抱えているにも拘らず、脱炭素化への取り組みを強化している。
Rystad Energy社の調査は、最近の政策の改善や更新にも拘らず、老朽化した油田・ガス田におけるCO2貯留の可能性やより厳しい環境規制によって、豪州、マレーシア及びインドネシアをアジア太平洋地域における新興ハブに挙げている。
この魅力は、国境を超えたソリューションに意欲的な日本や韓国といった国々が、東アジアの企業や、東南アジア及び豪州のプレイヤー等と提携を結ぶことを促している。注目に値する例としては、マレーシアのPetronas社、インドネシアのPertamina社並びにSantos社及びWoodside Energy社といった豪州企業が挙げられる。このような地域協力の高まりは、人口密度が高く、国内インフラに制約のある一部のアジア諸国が、国境を超えた貯留ソリューションを模索することを余儀なくされていることによって後押しされている。