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ノルウェー政府、オスロのFortum Oslo Varme社廃棄物エネルギー化施設におけるCO2回収プラントに共同出資の意向
29th September 2020
発行日: 2020年9月29日
9月21日、ノルウェー政府は国内のフルスケールCCSプロジェクトに資金供与することを公表した。このプロジェクトの一環として、ノルウェー政府はオスロにあるFortum Oslo Varme社の廃棄物エネルギー化施設におけるCO2回収に対し、同プロジェクトがEUなどその他の資金源からも十分な資金を確保するのであれば、資金供与を行う意向である。
Fortum Oslo Varme社は、オスロの廃棄物焼却からのCO2回収に対する具体的かつ多額の資金調達支援を歓迎している。
「ノルウェーにおけるCCS実現に尽力する者全てにとって、これは朗報である」と、Fortum Oslo Varme社のCCS担当ディレクターであるJannicke Gerner Bjerkås氏は語る。
「我が社に対する熱心で高い技術を持つ全てのサポーターと協力して、我々は可及的速やかな実現を確実にすべく奮闘する。我々はすでにEUイノベーション・ファンドに申し込んでいるところであり、我々のプロジェクトにはノルウェー政府の後ろ盾があるということがEUにわかることは重要だ。それゆえ、Tina Bruノルウェー石油・エネルギー大臣が今後のプロセス全体を通して我々を支援すると強調されたことを、我々は非常に喜ばしく思っている」と Bjerkås氏は語った。