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最新ニュース:米国エネルギー省(U.S. DOE)、カーボンマネジメント・プロジェクトの責任ある開発に向けたガイダンスの原則を発表
9th August 2024
トピック: Institute News
発行日:2024年8月9日
米国エネルギー省(U.S. Department of Energy:DOE)の化石エネルギー・カーボンマネジメント局(Office of Fossil Energy and Carbon Management:FECM)は今週、同省の責任あるカーボンマネジメント・イニシアティブ(Responsible Carbon Management Initiative:RCMI)のパイロット段階の一環として、責任あるカーボンマネジメント・イニシアティブ原則(Responsible Carbon Management Initiative Principles)の最終版を発表しました。この10の原則は、地域社会及び部族との関与、労働力の開発、環境正義及び責務、健康と安全、緊急対応、透明性、長期的管理の分野において、カーボンマネジメント・プロジェクトの高い基準を確保するためにガイダンスを提供します。
「責任あるカーボンマネジメント・イニシアティブ及びその原則は、プロジェクト・デベロッパーに対し、自らのカーボンマネジメント・プロジェクトの社会的及び環境的利益を最大化し、地域社会と効果的に関与し、透明性と説明責任を示すように奨励するものです」と、化石エネルギー・カーボンマネジメント局次官補(Assistant Secretary)のBrad Crabtree氏は、プレスリリースの中で述べました。
FECMは、国民やDOEのエネルギー正義・公平性局(Office of Energy Justice and Equity)、インディアン・エネルギー局(Office of Indian Energy)及びエネルギー雇用局(Office of Energy Jobs)から意見を募り、最終的な原則の中にフィードバック及びガイダンスを取り入れました。
FECMはこの発表に付随して、関係する連邦政府機関、政府組織及び大学から広く提供された研究、ベスト・プラクティス及びツール等、各原則に関連する追加的なリソースを発表しました。