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最新ニュース:CCSが北海で躍進:デンマーク及び英国における3件の主要CCSプロジェクトが最終投資決定(FID)に到達

10th January 2025

トピック: Institute News

 

発行日:2024年12月12日

原典:グローバルCCSインスティテュート

 

デンマーク及び英国における3件の主要CCSプロジェクトが最終投資決定(FID)に到達し、欧州及び英国におけるCCSの重要な節目を刻みました。これらのプロジェクトは、同地域における産業カーボンマネジメントの重要な前進を意味し、両国の気候目標における進歩に貢献することになります。

 

グリーンサンド未来プロジェクト(Greensand Future Project

 

デンマークのグリーンサンド未来プロジェクトは、EUで初めてFIDに到達したフルスケールCO2貯留施設です。同プロジェクトは、2025年末/2026年までに操業開始することを目指しており、初期段階においては年間40万トンのCO2を回収し、恒久的に貯留する予定であり、2030年までに年間800万トンまで拡大する可能性があります。INEOS社は、パートナーであるHarbour Energy社及びNordsøfonden社と共に、このプロジェクトを実現させるためにサプライチェーン全体で商業的合意を確保しようと努めてきました。

 

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ノーザン・エンデュランス・パートナーシップ(Northern Endurance Partnership:NEP)及びネットゼロ・ティーズサイド・パワー(Net Zero Teesside Power:NZT Power

 

英国では、ノーザン・エンデュランス・パートナーシップ(NEP)及びネットゼロ・ティーズサイド・パワー(NZT Power)プロジェクトが、英国で初めてFIDに到達しました。NEPは、年間最大400万トンのCO2を処理するインフラを開発し、2035年までに2,300万トンまで拡大する可能性があります。実行段階に入ったNZT Powerは、CO2回収装置が附設されたガス火力発電所を通じて742MWの低炭素電力を供給し、年間最大200万トンのCO2を貯留目的で回収することになります。

 

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