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GCCSI最新ニュース:EU共通利益プロジェクト(Projects of Common Interest)及び相互利益プロジェクト(Projects of Mutual Interest)の下で14件のCO2貯留・輸送プロジェクトが選定される

30th November 2023

トピック: Institute News

発行日:2023年11月30日

原典:グローバルCCSインスティテュート

 

欧州委員会は、共通利益プロジェクト(Projects of Common Interests:PCIs)及び相互利益プロジェクト(Projects of Mutual Interest:PMIs)の最終リストの一部として、14件のCO2輸送・貯留プロジェクトを選定しました。この数は、ネットゼロ産業法(Net-Zero Industry Act)の目的に沿って、CCS開発を支援するEU機関の意志を示しています。

PCIないしPMIと分類されたプロジェクトは、エネルギーのためのコネクティング・ヨーロッパ・ファシリティ(Connecting Europe Facility for Energy)の下でEU助成金の受給資格を得るのに加え、迅速な許可プロセスや環境評価等、いくつかのメリットを享受できます。

選定された14件のプロジェクトは以下の通りです。

  • CO2 TransPorts – このプロジェクトは、オランダ・ロッテルダム(Rotterdam)、ベルギー・アントワープ(Antwerp)及び北海港湾地区からのCO2回収・輸送・貯留の支援を目指しています。
  • Aramis – 越境CO2輸送・貯留プロジェクトであり、CO2はロッテルダム港湾地区で回収され、オランダ大陸棚での貯留のために輸送されます。
  • ECO2CEE – 可能性のある貯留サイトとしてデンマーク、ノルウェー、オランダ及び英国を挙げている越境CO2輸送・貯留プロジェクト。
  • Bifrost – このプロジェクトは、ドイツ、ポーランド及びデンマークにある排出源のためのCO2貯留にデンマークを活用するものです。
  • Callisto – フランス及びイタリアから排出されるCO2を貯留する地中海ベースのCO2ハブの開発。
  • CCSバルト諸国コンソーシアム(CCS Baltic Consortium) – このコンソーシアムは、ラトビア及びリトアニア間の越境CO2プロジェクトを開発します。
  • デルタ・ライン・コリドー(Delta Rhine Corridor) – このプロジェクトは、ドイツ及びロッテルダム地区から排出されるCO2をオランダ沿岸沖の沖合貯留サイトに貯留するものです。
  • EU2NSEA – EU2NSEAは、ノルウェー大陸棚における貯留のためにベルギー、ドイツ、ノルウェー、デンマーク、フランス、ラトビア、オランダ、ポーランド及びスウェーデン間で越境CO2ネットワークを構築するものです。
  • GT CCS Croatia – このプロジェクトは、クロアチア及びハンガリーにCO2輸送パイプラインを建設し、ハンガリーに地中貯留するものです。
  • Norne – Norneは、デンマークにおける貯留のためにCO2輸送インフラの建設を目指しており、排出源は、主にデンマーク、スウェーデン、ベルギー及び英国です。
  • Prinos – Prinosは、ギリシャで排出されたCO2、ベルギー、ハンガリー、キプロス、ギリシャ、イタリアからパイプライン輸送されたCO2及びスロベニアから船舶輸送されたCO2の貯留サイトとなります。
  • Pycasso – このプロジェクトは、スペイン及びフランスにある排出源からのCO2を輸送及び貯留するもので、貯留はフランスで行います。
  • Northern Lights – Northern Lightsは、ベルギー、ドイツ、アイルランド、フランス及びスウェーデンを含む、複数の欧州回収イニシアティブ間の越境プロジェクトです。CO2はノルウェー大陸棚にある貯留サイトまで船舶輸送されます。
  • Nautilus CCS – Nautilusプロジェクトは、ノルウェー、フランス、ドイツからCO2を回収し、北海に貯留するために輸送するものです。

欧州委員会は、このリストを欧州議会及び理事会に提出しており、議会及び理事会は2~4か月のうちに採否を決定します。

詳細はこちらからお読みください

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