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GCCSI最新ニュース:グローバルCCSインスティテュートとCSIROが実施した調査を受け、西オーストラリア州政府が州内のCCUS産業を前進させるために430万豪ドルを拠出すると発表

17th November 2023

トピック: Institute News

発行日:2023年11月17日

原典:グローバルCCSインスティテュート

 

2023年11月16日、Roger Cook豪州連邦西オーストラリア州首相(Premier of the Australian state of Western Australia)は、西オーストラリア(WA)州のためのCCUS行動計画(CCUS Action Plan)に同州政府が430万豪ドル出資することを発表しました。この行動計画は、実証済みCCUS技術のWA州における普及を加速させ、新規CCUS技術の研究を支援し、CCUSへの投資を呼び込むことを目的としています。

 

この発表は、WA州LNG 雇用タスクフォース(Jobs Taskforce)が委託し、グローバルCCSインスティテュート及び豪州連邦科学産業研究機構(Commonwealth Scientific and Industrial Research Organisation:CSIRO)が実施した調査の主要結果の発表に続くものです。

 

調査結果は、WA州の地質、技術的専門知識、既存のインフラ及び地政学的状況から、同州がCCUSハブの設立を通じてCCUSの世界的プレイヤーになるのに適したポジションにあることを示しています。

 

同調査では、可能性のあるCCUSハブがモデル化され、説得力のある結果が得られました。地元の排出源と同州南部クウィナナ(Kwinana)地域から輸送されたCO2に対応するピルバラ(Pilbara)CCUSハブのモデルは、以下のことが可能であることを示しました。

 

  • WA州の排出量削減目標の33%達成、及びハブに隣接する同州ピルバラ地域の排出量の最大90%削減
  • 建設期間中に3万7,000人分の雇用、加えて500人分の恒常的な雇用を創出し、既存の排出集約型産業における雇用を安定させる
  • 2030年から2050年の間、WA州のGDPを550億豪ドル押し上げる

 

また、この調査により、今CCUS技術に投資することで、直接的及び間接的に排出量削減効果が得られることも分かりました。例えば、調査によるとCCUSハブは、CO2輸送・貯留サービスを提供することによりブルー水素の製造を可能にします。その水素は、その後、他の燃料に取って代わることができ、セメントや鉄鋼生産のような排出削減が困難な産業を脱炭素化します。

 

Roger Cook首相は、CCUS行動計画への資金提供を発表するにあたり、次のように述べました。

 

「私の政府は、我々の州の排出量を削減し、世界中の脱炭素化を支援していくことにコミットしています。そして、CCUSは低炭素な未来への移行を成し遂げる上で重要な役割を果たしていくでしょう。」

 

WA CCUS Hubs Study(西オーストラリア州CCUSハブ調査)の概要(Executive Summary)は、こちらをクリックしてください。

 

WA州政府の発表全文は、こちらから入手可能です。

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