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GCCSI最新ニュース:総括:インスティテュート、インド・エネルギー・ウィーク2024(India Energy Week 2024)に参加

1st March 2024

トピック: Institute News

発行日:2024年3月1日

原典:グローバルCCSインスティテュート

 

2月第1週中、インスティテュートはインド・ゴア(Goa)州で開催された年次インド・エネルギー・ウィーク(India Energy Week:IEW)に参加いたしました。

同会合は、インド石油・天然ガス省(Ministry of Petroleum and Natural Gas)の後援の下、インド石油産業連盟(Federation of Indian Petroleum Industry)の支援を受けて開催されました。

Shri Narendra Modiインド首相が会合の開会宣言を行い、インドのエネルギー・ソリューションに関する世界的な協力及び2070年までのネットゼロ達成というコミットメントを繰り返し述べました。今年のIEWは、特に持続可能なエネルギーに関する世界的な対話の増加、革新的な技術の紹介及びパートナーシップの拡大を通して、インドのネットゼロ目標に沿った持続可能なエネルギーに焦点が当てられました。ネットゼロ目標に沿って、IEW2024ではCO2回収が大きく取り上げられ、経済成長と気候義務の架け橋として「CCUS会議(CCUS Conference)」と題された、同技術に特化したサイド・イベントが開催されました。インスティテュートが参加した主な議論の分野は、CCUSビジネスモデルの構築、産業パートナーシップ、政策枠組及び政府支援が中心テーマでした。

IEW会議では、100か国以上から参加者35,000名、出展者350団体、講演者400名及び代表者4,000名以上が一堂に会しました。特に、前出のイベントには、インドのエネルギー・シンクタンクであるインド行政委員会(NITI Aayog)、National Thermal Power Corporation社(NTPC社)、Oil and Natural Gas Corporation社(ONGC社)、Indian Oil Corporation Ltd.社(IOCL社)、インド・エネルギー効率局(Bureau of Energy Efficiency:BEE)および、インド石油・天然ガス省傘下の炭化水素総局(Directorate General of Hydrocarbons:DGH)等、インド政府機関全体からハイレベルな講演者や関係者等が参加しました。

IEW会議は、インド・エネルギー効率局(BEE)がコンプライアンス炭素市場の立ち上げに関する基本規則を定めた文書を発表した2か月後に開催されました。IEW会議中、主要なエネルギー・シンクタンクであるインド行政委員会のエネルギー・アドバイザー、Rajnath Ram氏は、インドが2024年末までにCCUS政策の提案を検討していると述べました。

インスティテュートは、インドにおけるCCSを巡る新たな機運を歓迎し、インド国内外における同技術の普及を加速させるために、今後も洞察に満ちた議論を継続し、現地関係者と協力して参ります。

 

 

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