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GCCSI最新ニュース:欧州委員会のネット・ゼロ産業法案、欧州におけるCO2貯留促進を目指す

19th March 2023

トピック: Institute News

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欧州委員会のネット・ゼロ産業法案、欧州におけるCO2貯留促進を目指す

 

発行日:2023年3月19日

原典:グローバルCCSインスティテュート

 

欧州委員会は、グリーン・ディール産業計画(Green Deal Industrial Plan)の一環として、クリーン・エネルギー転換を支援するためネット・ゼロ産業法案(Net-Zero Industry Act)を提案しました。この法律は、CCSを含む脱炭素化を促進する技術の拡大を目指すものです。

この法案は、2030年までに年間5,000万トンのCO2圧入目標を提案しており、その全てが欧州連合(EU)域内に貯留されることになります。この圧入目標を達成するため、同法案は、石油・ガス業界の技術、資源及び既存の資産を鑑み、可能な限り老朽化した石油・ガス田をCO2貯留サイトへ転換するよう、石油・ガス会社に頼ることになると指摘しています。

欧州委員会は、CO2の恒久的地中貯留の更なる開発は回収プロジェクトの実現を可能にするだろうと述べています。この法案を通じて、同委員会はEU全体の圧入目標達成を確実にするため、加盟国に対し、特に地質データに関する透明性と報告を強化するよう求めています。

同法案が欧州委員会によって提案されたことから、欧州議会及び欧州連合理事会(Council of the European Union)は、そのスコープを含め、同文書を審議することとなります。

ネット・ゼロ産業法案についての詳細は、こちらからお読みいただけます。

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