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GCCSI最新ニュース:フランス、CCUS戦略を発表し、コンサルテーションを開始

3rd July 2023

トピック: Institute News

発行日:2023年7月3日

原典:グローバルCCSインスティテュート

 

フランスが、2050年までに炭素中立を達成するという同国政府の努力の一環として、CO2回収・貯留・利用戦略(Carbon Capture, Storage and Utilisation Strategy)を発表しました。同戦略は、CCUSには2030年までに年間400~850万トンのCO2排出量を回収及び貯留できる可能性があると言及しています。

 

同国におけるCCUS普及は、ダンケルク(Dunkerque)、ル・アーヴル(Le Havre)、フォス=シュル=メール(Fos-sur-Mer)、ラック/南西部(Lacq/Sud-Ouest)、ロワール川三角江(Loire-Estuaire)及びグラン・テスト(Grand Est)といった工業地帯に焦点が置かれます。同国政府は、プロジェクト・デベロッパーを支援し、CCUS普及を拡大していくため、差金決済取引(Contracts for Difference)スキームを通して入札を募集することになります。同戦略で概説されている目的の下、CO2輸送のための枠組が構築され、また地中貯留サイトでは2024~2025年にパイロット試験が行われます。

 

フランス政府は、CCUS戦略で浮き彫りにされている主要事項について情報を共有するよう、利害関係者に呼び掛けています。コンサルテーションは、2023年9月29日まで受け付ける予定です。

 

詳細はこちらからお読みください

 

 

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