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GCCSI最新ニュース:英国の北海移行局、20件の二酸化炭素貯留ライセンスを交付

19th May 2023

トピック: Institute News

英国の北海移行局、20件の二酸化炭素貯留ライセンスを交付

 

発行日:2023年5月19日

原典:グローバルCCSインスティテュート

 

英国政府の北海移行局(NSTA)は、12社に対し、計20件の北海での二酸化炭素貯留のライセンスを初めて交付した。この動きは、気候目標達成の一助となる英国全土でのCCS事業推進のための政府の200億ポンドの予算公約に基づいたものである。

交付されたライセンスは、アバディーン、ティーズサイド、リバプール、リンカーンシャー沖の貯留地に関するもので、10年以内に最初のCO2貯留が予定されている。貯留地が開発されれば、国内排出量の約10%に当たる年間3,000万トンのCO2を貯留できるポテンシャルがあるという。

NSTAによると、最終的な選考プロセスには、貯留タイプ、既存インフラへの近さ、脱酸素目標達成のためにCO2貯留が必要となるであろう産業クラスターなど、多くの要因が考慮された。

NSTAは、2022年6月に二酸化炭素貯留ライセンスラウンドを開始した。貯留ライセンスは、(該当する場合)貯留活動を行う前にクラウン エステート/クラウン エステート スコットランドからのリース契約も必要とする。

詳細はこちらを参照

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