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Petrofac社、Acornプロジェクトを支援

11th June 2020

発行日:2020611

原典:Carbon Capture Journal

 

PetrofacEngineering and Production Services(エンジニアリング及び生産サービス:EPS)部門が今日(11日)、Acorn(エイコーン)プロジェクトのEngineering and Project Management Office(エンジニアリング及びプロジェクト管理オフィス)支援契約を獲得したことを発表した。

 

EPSは、Acorn CCSプロジェクトのFEED及びAcorn Hydrogen(エイコーン水素)プロジェクトのコンセプト選定においてプロジェクト管理システム及び技術的支援を提供することになるが、両者はいずれもスコットランド、アバーディーンシャー(Aberdeenshire)のピーターヘッド(Peterhead)近郊にあるSt Fergus(セント・ファーガス)ガス・ターミナルで計画されている楽しみな開発の一部である。

 

Petrofac社は、2008年から再生可能エネルギー・プロジェクトを支援するため、設計・調達・建設における専門知識を提供している。同社はCCS、洋上風力及び集光型太陽光発電を中心に、その再生可能エネルギー・ポートフォリオを積極的に拡大している。

 

Acorn CCSプロジェクトは、Oil and Gas Authority (英国石油・ガス上流事業規制機関)から付与される英国初のCO2評価及び貯留ライセンスを保持しており、スコットランド及び英国政府の正味ゼロ排出目標を達成するために不可欠なCO2緩和インフラの設立を目指している。Acorn Hydrogenプロジェクトを通して、北海の天然ガスはクリーン水素に改質され、排出されるCO2Acorn CCSインフラを通して安全に削減される。

 

EPS部門最高業務実行責任者(COO)兼Petrofac社グローバル最高開発責任者(CDO)のJohn Pearson氏は、契約の獲得について次のようにコメントした。「Acornプロジェクトは北東部のエネルギー・ダイナミクスにおける胸躍る転換であり、全体として持続可能なエネルギー成長を促進させる重要なきっかけを意味する。」

 

「我が社の既存の風力ポートフォリオのように、CCS及び水素も、我々が石油・ガス事業から習得してきた非常に高度なエンジニアリング及びプロジェクト管理スキルを必要とする。我々は、Pale Blue Dot Energy社及び同社の重要なプロジェクトを支援するにあたって、この専門知識を我が社の実証済みのシステム及び技術と共に提供するチャンスを得られたことを嬉しく思っている。」

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