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最新ニュース:英国、CO2回収プロジェクトの前進に217億ポンドを公約、CCUSと水素の世界的なリーダーになることを目指す

5th October 2024

トピック: Institute News

発行日:2024年10月5日

原典:グローバルCCSインスティテュート

 

10月4日、英国政府は、英国東海岸クラスター(East Coast Cluster)及びハイネット(HyNet)クラスターに位置するCO2回収プロジェクトに対する217億ポンドの資金提供を発表し、これら大規模CCUSクラスターの開発における重要な一歩を踏み出しました。

 

英国は、この動きを通じて、同国のCCUS及び低炭素水素ソリューションを前進させると共に、同国産業の中心地を脱炭素化させ、英国のネットゼロに向けた移行を加速させるために不可欠だと考えられているこれら部門において主導的な役割を担うコミットメントを改めて確認しました。

 

英国ティーズサイド(Teesside)及びマージーサイド(Merseyside)に位置する複数のプロジェクトの間で25年間にわたって割り当てられるこの資金は、合計で年間850万トン以上のCO2を削減する能力と、4000人分の新規雇用を創出し主要な英国産業を支える可能性を持つ、新しいCO2回収プロジェクト及びCCUSを活用した水素プロジェクトを支援するものです。この資金提供はまた、これらのプロジェクトに約80億ポンドの民間投資を呼び込むことも期待されています。

 

この発表は、2030年までにCCS技術を利用してCO2を年間2,000~3,000万トン貯留するという英国の目標に沿ったものです。この動きはまた、同部門の進化、すなわち2035年までに初期の政府支援イニシアティブから競争的かつ自立的な市場の確立まで進化するという道筋を描くために同国政府が2023年12月に発表した、2030年以降のCCUSのための前向きなビジョンに基づくものでもあります。

 

資金提供発表の詳細は、こちらからお読みください。

 

 

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