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最新ニュース：豪州2035年気候目標：産業脱炭素化にはCCSが鍵
18th September 2025
トピック: Institute News
発行日：2025年9月18日
グローバルCCSインスティテュートは、CO2排出量を2005年比で62～70％削減するという豪州政府による2035年気候目標の発表を歓迎します。
本発表におけるエネルギー部門及び資源部門の計画にCCSが含まれており、これら主要分野の排出量削減におけるCCSの貢献機会が強調されており、CCSは、排出削減が困難な部門の脱炭素化や、台頭しつつある低炭素水素製造の支援に不可欠な役割を担います。
インスティテュートは、豪州政府が、様々な重要産業におけるCCSの広範な用途を強調していくことを奨励いたします。全世界において、CCSはセメント、鉄鋼、化学といった排出削減が困難な部門においてますます活用されるようになってきており、また、水素は重要な産業活動を支援しながら2050年よりずっと前に排出量を削減する潜在力があることを実証しています。
また、インスティテュートは豪州政府及び産業界と連携し、豪州のネットゼロ目標の達成、主要産業の強化及び台頭しつつある低炭素世界経済における同国の地位の確保に向けて、CCS技術が効果的に実施されるように支援していくことを期待しております。