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2021年10月22日:Elkem社、世界初の製錬所におけるCO2回収パイロットの試験へ
24th October 2021
発行日:2021年10月24日 原典:News Bites - Private Companies ケイ素ベースの先端材料の世界的なリーダーであるElkem社が今日(22日)、ノルウェー・ラナ(Rana)にある同社工場のケイ素製錬所にて世界初のCO2回収パイロットを試験すると発表した。プロジェクトはGassnova社CLIMITプログラムから資金援助を受けており、同社が最近発表した、ネット・ゼロに向けて排出量を削減しながら、グリーン移行に向けて供給量を増加させるという気候ロードマップに続くものである。
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Carbon Capture社、シリーズA投資ラウンドで3,500万ドル調達
22nd October 2021
発行日:2021年10月22日 原典:Energy Monitor Worldwide 大気中からCO2を除去する機械を製造する気候関連技術会社のCarbon Capture社が述べたところによると、同社はシリーズA投資ラウンドにて3,500万ドルを調達した。この新しく調達した資金を加えると、同社は現在までにエクイティ・ファンディングで4,300万ドル以上確保したことになる。 同社はこの資金を利用して、同社の商品開発努力及び同社の再生可能エネルギー(太陽光及び地熱)を利用した直接空気回収(Direct Air Capture:DAC)システムの米国各地における初期展開を強化する。
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Whitecap Resources社、カナダ・サスカチュワン州におけるCO2排出量削減のためにFederated Co-operatives社と提携
22nd October 2021
発行日:2021年10月22日 原典:Canada NewsWire Whitecap Resources社(「Whitecap社」)は、Federated Co-operatives社(「FCL社」)がカナダ・サスカチュワン州における同社の排出量目標を達成するにあたってWhitecap 社のCCUSに関する専門知識を利用出来るよう、FCL社と覚書(「MOU」)を交わしたことを発表した。 MOUは、サスカチュワン州レジャイナ(Regina)にあるCo-op Refinery Complex及びベル・プレイン(Belle Plaine)近郊にあるCo-op Ethanol ComplexからFCL社がCO2を回収し、Whitecap社がそれを圧縮・輸送・隔離することを検討している。CO2隔離は、Whitecap 社がウェイバーン(Weyburn)ユニットCO2石油増進回収(「EOR」)事業の一環として行うか、または新しい塩水層貯留施設に圧入することで行われる。
トピック: Local News
East Coast Cluster(英国東海岸クラスター)、英国初CCUSプロジェクトの一つとして選定
21st October 2021
発行日:2021年10月21日 原典:Energy Monitor Worldwide 英国ビジネス・エネルギー・産業戦略省(UK Department of Business, Energy and Industrial Strategy:BEIS)が、East Coast Cluster(英国東海岸クラスター:ECC)をトラック1クラスターに指定し、2020年代中頃までに展開する軌道に乗せた。 同クラスターは、北海に面した英国東海岸に位置する巨大なCCS提案であり、Northern Endurance Partnership、Net Zero Teesside及びZero Carbon Humberの協同事業である。 この発表は、2040年までに英国初の正味ゼロ・カーボン産業クラスターを確立するにあたっての大きな一歩である。 Zero Carbon Humber、Net Zero Teesside及びNorthern Endurance Partnership のパートナーであるEquinor社の低炭素ソリューション担当上級副社長(Senior Vice President for Low...
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三菱造船、世界初の洋上CO2回収システム・プロジェクトで排ガスからのCO2分離・回収に成功
20th October 2021
発行日: 2021年10月20日 原典 : Asiaone 三菱重工(MHI)グループの一社である三菱造船株式会社が、川崎汽船株式会社("K" Line)と日本海事協会(ClassNK)との協力により実施される洋上CO2回収システム検証試験のための"Carbon Capture on the Ocean" (CC-Ocean)プロジェクトの一環として、小規模CO2回収実証プラントを装備した船舶のエンジンから出る排ガスからCO2を分離・回収することに成功した。 回収されたCO2の純度は99.9%以上であり、計画どおりの実績に達した。
トピック: Local News
Talos Energy社とTechnipFMC社、CCS実施のための戦略的提携を結ぶ
19th October 2021
発行日: 2021年10月19日 原典 : PR Newswire Talos Energy社とTechnipFMC社が、今日、米国メキシコ湾岸沿いにある複数のCCSプロジェクトに技術的・商業的ソリューションを開発・提供するための長期にわたる戦略的提携を結んだと発表した。この提携により、Talos社の海上オペレーションにおける強み及び地下に関する専門性と、TechnipFMC社の海底エンジニアリング、システム統合、自動化及び制御における長年の歴史が一つになる。
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BHPとPOSCO、脱炭素型製鋼を探求
18th October 2021
発行日: 2021年10月18日 原典 : Carbon Capture Journal BHPと、世界最大の製鋼会社の一つである韓国のPOSCOが、一貫製鋼における温室効果ガス排出削減技術を共に模索することになる。 MoUの一環として、両者は、溶鉱炉の炭素原単位低減を目的としたコークスの質の最適化やCO2回収利用貯留(CCUS) オプションの評価など、製鋼プロセスにおける低炭素化のため、パイロット及びプラントの試運転を行おうとしている。
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Navigator社、米国中西部におけるHeartland Greenway Systemの開発及び建設を進める承認を得る
14th October 2021
発行日:2021年10月14日 原典:PR Newswire Navigator CO2 Ventures社("Navigator社")は今日(14日)、義務的な検討期間(binding open season)中に得られたコミットメントの結果、同社が提案するCO2回収パイプライン・システムであるHeartland Greenwayを進めるために必要な取締役会の承認を取り付けることが出来たと発表した。最初の承認段階に無事到達したNavigator社は、Heartland Greenwayを建設するにあたって必要な全ての許可を取得すると共に、初期システム試運転を2024年後半から2025年初めにかけて行うためのプロセスを開始した。 2025年初めに初期業務を開始することが見込まれているHeartland Greenwayの第1段階は、米国中西部5州を横断し、約20か所のCO2受け入れ拠点を含む約1,300マイルに広がる。 Navigator社による同システムの現在及び将来の顧客には、エタノール及び肥料産業からの地方付加価値型農産加工業者が数多く含まれる。Navigator社経営陣は、同システムのアンカークライアントであるValero Energy Corporation社との複数年商業パートナーシップを継続出来ることを期待している。
Repsol社、巨大ガス開発事業と連結したインドネシアCCSプロジェクトについて詳述
14th October 2021
発行日:2021年10月14日 原典:Energy Monitor Worldwide スペインのRepsol社は、インドネシア・スマトラ(Sumatra)島上における同社のSakakemang巨大ガス・プロジェクトと並行して、CCSプロジェクトの野心的な計画を立てている。 年間約200万トンのCO2を貯留するこのCCSスキームは、2027年に開始予定であり、同社のSakakemang(Kali Berau Dalam)ガス田開発と同時進行で実行される。 これは、Repsol社が展開する初のCCSプロジェクトとなり、インドネシアにとっても初となると、同社は述べた。 英国のBP社もまた、インドネシア西パプア(West Papua)州における同社Tangguh液化天然ガス・プロジェクトにおいて同様のスキームを計画している。
Maersk Drilling社、Greensand CO2貯留プロジェクトの全掘削作業の権利を獲得
14th October 2021
発行日:2021年10月14日 原典:Energy Monitor Worldwide デンマークの沖合掘削請負業者であるMaersk Drilling社が、INEOS Oil & Gas Denmark社及びWintershall Dea社が運営するNini Joint Venture社と、デンマーク沖合におけるGreensand CO2貯留プロジェクトのための掘削リグの供給を含む枠組合意を結んだ。
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Reconciliation Energy Transition社(「RETI社」)及び Shell Canada Products社(「シェル社」)、Polaris CCSプロジェクト共同開発の覚書を締結
14th October 2021
発行日: 2021年10月14日 原典 : Canada NewsWire RETI社は、Shell社の提案するPolaris CCSプロジェクトについて協力する覚書("MOU") をShell社と締結したことを発表した。 このMOUのもと、RETIはファースト・ネイションズ(カナダ先住民)のパートナーと協力して、シェル社主導のPolaris CO2 貯留ハブ構想において株式を取得する合意に向け資金調達をはかる。
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Harbour社、北海CO2貯留ライセンスを付与される
12th October 2021
発行日:2021年10月12日 原典:Energy Monitor Worldwide 英国石油・ガス上流事業規制機関(Oil and Gas Authority:OGA)がHarbour Energy社に対し、CO2評価及び貯留ライセンスを付与した。 これには、英国リンカンシャー(Lincolnshire)北部のイミンガム(Immingham)海岸沖にある北海南部の海域が含まれる。 Harbour社は、海底下2,743 m付近の深部地下層にCO2を貯留するため、沖合約140kmに位置する枯渇したRotliegendガス田であるViking及びVictorの再利用を提案している。 Harbour Energy社社長兼CEO(欧州)のPhil Kirk氏は、次のように述べている。「Harbour Energy社にCO2貯留ライセンスを付与するというOGAの決定は、ハンバー(Humber)及びV Net Zero Humber Cluster(Vネットゼロ・ハンバー・クラスター)にとって素晴らしいニュースである。」
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