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GCCSI最新ニュース:EU理事会議長国ベルギー、主要行動分野としてグリーンで公正な移行に重点を置き、CCUSの可能性の更なる検討に向けて取り組む
GCCSI最新ニュース:EU理事会議長国ベルギー、主要行動分野としてグリーンで公正な移行に重点を置き、CCUSの可能性の更なる検討に向けて取り組む

5th January 2024

  発行日:2024年1月5日 原典:グローバルCCSインスティテュート   2024年1月1日から6月30日の間、ベルギーは輪番制で欧州連合(EU)理事会議長国を務めます。この機関において、EU加盟国27か国の閣僚は一堂に会します。 プログラムによると、議長国ベルギーは、6つのテーマ分野に重点を置いて優先的に取り組むことになりますが、そのうちの1つは、気候変動危機に対処するため、気候中立的な社会へのグリーンで公正な移行を追求することを目指すものです。 この観点から、議長国ベルギーは次のことを行います。 CO2輸送を含むインフラの計画、建設及び資金提供に関する現行の欧州枠組の有効性を分析する。 水素の信頼できる認証システムと市場プラットフォームを推進し、可能性のあるEU水素輸入戦略の見通しを探るために欧州委員会と協力する。 炭素除去のためのEU認証枠組及びネットゼロ産業法(Net-Zero Industry Act)の提案に関する組織間交渉を締めくくる。 2040年のEU気候目標及び産業界のカーボンマネジメント(Industrial Carbon Management)戦略に関する議論を支援する。 持続可能なネットゼロ欧州産業に不可欠な部分として、生物工学、循環型製造及び材料、水素並びにCCUSのまだ活用されていない可能性を探る。 リスボン協定(Lisbon Treaty)で導入された「トリオ議長国制度」として知られるシステムに基づいて、議長国ベルギーは、議長国スペイン(2023年下半期)に始まり、議長国ハンガリー(2024年下半期)まで続く18か月サイクルの一部となっています。 今後6か月間にわたって、同国の政府幹部はEU理事会における会合及び議論を主導するほか、他のEU機関との関係においてEU理事会を代表することになります。議長国ベルギーはまた、次の制度的サイクル(2024~2029年)を見据えてEUの戦略的アジェンダを準備する責任を負うことになります。

トピック: Institute News

ExxonMobil社、FuelCell Energy社と共にCO2回収プラントを建設
ExxonMobil社、FuelCell Energy社と共にCO2回収プラントを建設

25th December 2023

発行日:2023年12月21日 原典:Energy Monitor Worldwide   ExxonMobil社の関連会社であるEsso Nederland BV社は、同社のロッテルダム製造コンプレックス(Rotterdam Manufacturing Complex)にCCSパイロット・プラントの建設を計画している。

トピック: Local News

サウジアラビア、同国ラービグ(Rabigh)にCO2回収施設を立ち上げ
サウジアラビア、同国ラービグ(Rabigh)にCO2回収施設を立ち上げ

25th December 2023

発行日:2023年12月22日 原典:Arab News   サウジアラビアは同国ラービグ(Rabigh)にCO2回収・利用施設を開設することにより、気候変動への取り組みを強化した。

トピック: Local News

C-Capture社、ガラス産業でCCSトライアルを開始
C-Capture社、ガラス産業でCCSトライアルを開始

25th December 2023

発行日:2023年12月21日 原典:Carbon Capture Journal   C-Capture社が、主流の板ガラス製造工場で欧州初のCO2回収トライアルを開始した。

トピック: Local News

GCCSI最新ニュース:米国カリフォルニア州初のクラスVI坑井許可案が米国環境保護庁(U.S. EPA)によって承認される
GCCSI最新ニュース:米国カリフォルニア州初のクラスVI坑井許可案が米国環境保護庁(U.S. EPA)によって承認される

23rd December 2023

  発行日:2023年12月23日 原典:グローバルCCSインスティテュート   米国環境保護庁(The U.S. Environmental Protection Agency:U.S. EPA)が、米国カリフォルニア州の4本のクラスVI圧入井に対する許可案を承認しました。U.S. EPAの地下圧入管理(Underground Injection Control:UIC)プログラムの下、クラスVI坑井は、飲料水の地下資源から隔離された地下深部の層にCO2を安全に圧入するために使用され、圧入されたCO2はそこに恒久的に閉じ込められ、貯留されます。カリフォルニア州に対してこのような許可が承認されたのは、これが初めてです。 クラスVIの最終許可が付与されれば、California Resources Corporation社(CRC社)は、同州カーン(Kern)郡にある同社Elk Hills油田内の枯渇した石油及びガス層に発電所や産業排出源から回収したCO2を圧入する権限を持ちます。このプロジェクトの下、最大3,800万トンのCO2貯留資源から成る貯留層に、最大146万トンのCO2が圧入される見込みです。 クラスVI圧入井は、イリノイ州、ノースダコタ州及びワイオミング州を含むいくつかの米国の州で既に操業しています。UICプログラムにおいてクラスVI許可は、米国でわずか12件しか承認されていません(U.S. EPA によって6件、ノースダコタ州及びワイオミング州の州当局によって6件。現在、UICクラスVI坑井プログラムの第一次法施行権限(プライマシー)を与えられているのは、この2州のみ。)現在、米国14州にあるサイト用に約75件のクラスVI坑井の申請がU.S. EPAの地域事務所、あるいはワイオミング州ないしノースダコタ州の州当局によって審査されています。 このクラスVI許可案の承認は、2045年までに炭素中立を達成する目標を掲げるカリフォルニア州、及び2050年までに排出量ネットゼロを達成する目標を掲げる米国にとって、重要な節目となります。 CCSは、米国で50年近く安全かつ効果的に実施されてきた実証済みの技術であり、地域、連邦及び国際レベルでネットゼロ目標に貢献するために不可欠なツールです。   参考: https://www.epa.gov/uic/class-vi-wells-used-geologic-sequestration-carbon-dioxide https://www.epa.gov/publicnotices/intent-issue-class-vi-underground-injection-control-permits-carbon-terravault-jv https://www.crc.com/news/news-details/2023/U.S.-EPA-Releases-Draft-Class-VI-Permits-to-CRCs-Carbon-TerraVault-for-CO2-Injection-and-Storage-in-California/default.aspx https://www.gov.ca.gov/2022/11/16/california-releases-worlds-first-plan-to-achieve-net-zero-carbon-pollution/    

トピック: Institute News

GCCSI最新ニュース:英国エネルギー安全保障・ネットゼロ省(Department for Energy Security and Net Zero)、CCUSの野心的な将来ビションを発表
GCCSI最新ニュース:英国エネルギー安全保障・ネットゼロ省(Department for Energy Security and Net Zero)、CCUSの野心的な将来ビションを発表

22nd December 2023

  発行日:2023年12月21日 原典:グローバルCCSインスティテュート   英国エネルギー安全保障・ネットゼロ省(Department for Energy Security and Net Zero)は今日(21日)、2030年以降のCCUSに関する前向きなビションを発表しました。同計画は、政府が支援する初期のイニシアティブから、2035年までに競争力があり自活できる市場を確立することまで、同部門の進化の道筋を描いています。このビジョンで概説されている主要戦略には、次の事項が含まれます。   英国CCUS部門の成長を加速させるため、2027年までにCO2回収プロジェクトの競争的な割り当てプロセスに移行する。 船舶、道路、鉄道といった代替輸送方法を活用して、CO2をパイプライン経由で輸送できないプロジェクトが2025年から市場に参入できるようにする方法を整備する。 産業主導の作業部会を形成し、CO2回収費用の削減を目指すソリューションを特定し、実施する。 このビジョンの包括的な目標は、CCUSが2050年までの英国ネットゼロ目標達成において不可欠な役割を果たすと共に、同年までに英国経済に年間最大50億ポンド貢献する可能性を持つように、同技術を高価値な国家資産に育て上げることです。 この発表は、4つの産業クラスター全体で2030年までに年間2,000~3,000万トンのCO2貯留と5万人分の雇用促進を目指す、最近発表されたCCUS技術への200億ポンド規模の投資コミットメントに続くものです。 このビジョン発表の一環として、英国政府はまた、開発中のクラスターの進捗について最新情報も提供し、それにはトラック1クラスターの拡大と、トラック2クラスターのアンカー・プロジェクトの2028~29年までの早められた予定表が含まれています。    

トピック: Institute News

Santos社、豪州クーパー堆積盆地(Cooper Basin)におけるカーボンニュートラルな合成メタンの製造に向けて日本の東邦ガス株式会社と協力
Santos社、豪州クーパー堆積盆地(Cooper Basin)におけるカーボンニュートラルな合成メタンの製造に向けて日本の東邦ガス株式会社と協力

21st December 2023

発行日:2023年12月20日 原典:Energy Central   Santos社は東邦ガス株式会社と、南オーストラリア州クーパー堆積盆地(Cooper Basin)でのカーボンニュートラルな合成メタン(e-メタン)製造に関する調査契約を締結した。

トピック: Local News

Aker Carbon Capture社、スイスの廃棄物発電会社から実現可能性調査を受注
Aker Carbon Capture社、スイスの廃棄物発電会社から実現可能性調査を受注

20th December 2023

発行日:2023年12月19日 原典:Energy Central   Aker Carbon Capture社は、スイス・チューリッヒ州Dietikon(ディーティコン)に新しい廃棄物発電所の建設を計画しているスイス企業Limeco社から実現可能性調査を受注した。

トピック: Local News

EUイノベーション基金(EU Innovation Fund)、Heidelberg Materials社GeZeroプロジェクトを1億9,100万ユーロで支援
EUイノベーション基金(EU Innovation Fund)、Heidelberg Materials社GeZeroプロジェクトを1億9,100万ユーロで支援

20th December 2023

発行日:2023年12月19日 原典:Carbon Capture Journal   GeZeroは内陸部のために全CCSバリューチェーンの設置を目指すもので、2029年から年間70万トンのCO2を回収する。

トピック: Local News

Carbon Ridge社及びCrowley社、最先端船上CO2回収プロジェクトを開始
Carbon Ridge社及びCrowley社、最先端船上CO2回収プロジェクトを開始

17th December 2023

発行日:2023年12月15日 原典:PR Newswire   Crowley社及びモジュール式船上CCSソリューションの主要開発企業であるCarbon Ridge社が、米国連邦海事局(U.S. Maritime Administration:MARAD)の海事環境技術支援(Maritime Environmental and Technical Assistance)プログラムの助力を得て、Crowley社の国際コンテナ船Stormを使った最先端パイロット・プロジェクトを開始した。

トピック: Local News

SLB社、CCSバリューチェーンのデジタル化に向けてNorthern Lights JV社及びMicrosoft社と協力
SLB社、CCSバリューチェーンのデジタル化に向けてNorthern Lights JV社及びMicrosoft社と協力

13th December 2023

発行日:2023年12月12日 原典:AFP   SLB社及びNorthern Lights Joint Venture社は今日(11日)、越境CCSの最初のCO2輸送・貯留プロバイダーの1つであるNorthern Lights社における操業の統合されたクラウド・ベースのワークフローを最適化するため、Microsoft社と覚書を締結したことを発表した。

トピック: Local News

GCCSI最新ニュース:前例のないCEF-E資金提供により、欧州でCO2バリューチェーンが具体化
GCCSI最新ニュース:前例のないCEF-E資金提供により、欧州でCO2バリューチェーンが具体化

12th December 2023

発行日:2023年12月12日 原典:グローバルCCSインスティテュート   2023年12月7日、EU加盟国は、エネルギー向けコネクティング・ヨーロッパ・ファシリティ(Connecting Europe Facility for Energy:CEF-E)の下で越境エネルギー・インフラ・プロジェクトに5億9,400万ユーロ出資するという欧州委員会の提案を支持しました。資金提供先に選定された8件のプロジェクトのうち5件は、2030年までに完成予定のCO2輸送・貯留イニシアティブであり、欧州の野心的な脱炭素化努力に貢献するため、約4億8,000万ユーロという記録的な金額を付与されます。 この発表は、2021年11月に採択された共通利益プロジェクト(Projects of Common Interest:PCI)の第5次リストに含まれる主要な越境EUエネルギー・インフラ・プロジェクトの実施に関する作業及び調査を対象に、欧州気候・インフラ・環境執行機関(European Climate, Infrastructure and Environment Executive Agency:CINEA)によって2023年4月に開始されたCEF-Eの提案募集の結果です。 欧州委員会の発表で概説されている通り、次のCCSに関連する4件の作業及び1件の調査にCEF-E資金が提供されます。 D’Artagnanは、収集パイプライン及び回収されたCO2を海外の指定された貯留サイトまで輸送する輸出ターミナルの建設を支援するため、1億8,900万ユーロを受け取ります。 オランダ・ロッテルダム港(Port of Rotterdam)におけるCO2インフラの一環としては次の通りです: CO2NEXTには、様々なEU加盟国のCO2回収サイトからCO2を受け入れることに特化した輸入ターミナルのために3,300万ユーロが割り当てられます。 Aramisには、ロッテルダム港と将来のCO2貯留サイトをつなぐ200km規模海底幹線のために1億2,400万ユーロが付与されます。 Northern Lightsは、ノルウェー・オイガーデン(Øygarden)にあるCO2輸入ターミナルの拡張及び貯留サイトまでの100km規模沖合パイプラインの建設を支援するため、1億3,100万ユーロを受け取ります。 ポーランド・グダンスク(Gdansk)におけるCO2インフラ・プロジェクトであるEU CCS Interconnectorもまた、調査のためにCEF-Eの下で254万ユーロを受け取ります。 EU委員会による提案の正式な採択は、今後数週間のうちに行われると見込まれています。   もっと読むにはこちら

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